N高校から大学へ⑤
長男は、N高校に転校することで、ベルトコンベアー式の日本の教育から降りた形になりました。
その後も塾などを利用しなかったので、なおのこと、日本の一般的な受験システムとは別のルートから大学に入ることになりました。
AO入試や推薦制度などを利用して大学に入学する人のことを否定的にいう人たちもいます。
確かに、一般入試の人と比べて、受験学力的には劣るかもしれません。
しかし、別の形で学びを深めた人が大学でさらに学んでもいいのではないでしょうか。
全日制の高校に通っている時には、読書する時間もないと言っていましたが、通信制に転校してからは、大学の勉強を先取りする形で本を読むようになりました。
このように、高校生活の中での学びが大学教育に直結した形で進んでいました。
どのような高校で学ぶかーこれも人それぞれなのだと思います。
全日制から通信制へ転校というコースも最近では珍しくありません。
それは挫折ではなく、高校三年間で二種類の高校で学んだことについて、高校生活が二倍になったととらえることもできます。
N高校から大学へ⑥
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?