N高校から大学へ⑦
大学に入ってから、N高校で学んだことがどのように生かされたか書きたいと思います。
長男が大学入学したのは、コロナ一年目。
急遽、大学の授業がオールオンラインになった時のことでした。
私たちは地方住まいで、長男の進学先は首都圏。
ひとまず、前期は上京せずに、自宅でオンライン学習。
後期からは対面授業もあるとのことで、寮に下宿しました。
コロナ禍で下宿生活というのは、メンタル的にかなりきつかったようです。
この状況を打破すべく、長男自ら居場所探しをしました。
自分の趣味などを通して、コンタクトをとり、その世界に入っていきました。
大学関係でつながった場所もあれば、大学とは関係ないつながりもあります。
このように年齢を超えて、人間関係を築いていこうとする行動は、N高校時代に培われたものでした。
N高校では、担任の先生、スクーリングの先生たちの生徒たちへの対応が温かでした。
N高校で学ぶ生徒たちの中には、不登校を経験している生徒、高校中退した生徒など、挫折した子どもたちがいます。
そのような子どもたちの心情を考えて行動する先生方の姿勢から、多くを学んだと言います。
では、社会で生きる力のようなものは得られたのでしょうか。
バイトが決まったと報告がありましたので、そこそこ得られたといってもよいのではないかと思います。
それから、N高校でパソコンに慣れていたので、大学でのオンライン授業で困ることはなかったそうです。
N高校のプログラミングコースをとったり、ネットで学んだりしていたわけではないようですが、パソコンに触れる機会が多かったお陰で、ちょっとしたプログラムを作ったりできるようです。
N高校から大学へ⑧
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