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12/12 香港国際競走もワイドな勝負!

香港は新入社員時代に同期で初めて海外旅行に行った場所として思い出深いです🇭🇰

タイミング合わず競馬場に行くことは出来ませんでしたが、香港からマカオに移動して人生で初めてのカジノを楽しみました🎰

少なからず香港の地に足を踏み入れた経験が役に立つかは謎ですが、香港競馬について色々調べまして、血統表とも睨めっこしながら予想してみました☝️

香港競馬の特徴

まず香港競馬の大きな特徴としては自国で競走馬を生産しないことが挙げられます☝️
そのため、短距離に関しては南半球生まれの馬、中長距離に関しては欧州生まれの馬が活躍する傾向にあります🤔
また自国生産をしない前提となりますので、種牡馬としての価値は論外で、気性面の安定を優先し、◯◯◯は全てちょん切られ、セン馬にされてしまいます✂️

最近ではめっきり減ってしまいましたが、ひと昔前は香港から日本に遠征する馬も多く、スプリンターズSを制したサイレントウィットネス、安田記念を制したブリッシュラック、フェアリーキングプローンなどスプリント〜マイル路線では日本馬を圧倒する強さを誇っています🏇

また、競走馬が漢字名表記されるのも独特で、ステイゴールドは黄金旅程ロードカナロアは龍王など、キセキは神業など単純な翻訳ではなく名前から連想される漢字で名付けています📛

また、馬番とゲート番号は非連動ですので、予想や、馬券のご購入の際はお気をつけください‼️

シャティン競馬場の特徴

右回り楕円形のオーソドックスなコースです🏃‍♂️
芝コースの直線は430mとやや長め(阪神外回りとほぼ同じ)で平坦です👀
芝は洋芝を使用していますが、水捌けは欧州の競馬場より優れているので極端に悪い馬場とはなりません🤔
2018年に香港のトップジョッキーのモレイラ騎手が来日した際も、札幌競馬場で75鞍の騎乗で勝率41・3%という異次元の成績を残したように、日本の競馬場では札幌競馬場がシャティンに1番近いのかもしれないです🙆‍♂️

パドックに開閉式の屋根が付いているのも珍しいです👀

デインヒルについて

日本の競馬においてサンデーサイレンス抜きでは語れないように、デインヒルは香港の競馬を語る上では度外視できない血統です👀
血統の構成としてはNorthern Dancerの母Natalmaの濃いクロスを持っているのが特徴的です。
ダンチヒ系ですので基本的にはスピードの血統ですが、特徴的なのはその汎用性の高さ
種牡馬として、オーストラリアからヨーロッパまで股にかけて活躍し、日本でも1年だけリース種牡馬として来日していたこともあります。イギリス・アイルランド、オーストラリア、フランスでリーディングサイアーに輝いています。
日本では活躍が難しいサドラーズウェルズ系のFrankelの産駒が活躍しているのも、母父のデインヒルの血が大きく下支えしているのだと思います。
デインヒルは今回の香港国際競走全てのレースにおいて欠かせない血統となりますので冒頭でまとめて説明しました。

シャティン4R 香港ヴァーズ

最終コーナー付近からスタートし、そこからコースを1周します。日本の競馬場で例えるなら東京芝2400mを右回りにして直線の坂を無くしたようなコースになります。洋芝ですので、タイムは早くても2分24秒台までで、決着は2分26秒〜2分27秒台となることが多いです。

過去10年でアイルランド馬が3勝、イギリス馬が2勝、フランス馬が2勝、日本馬は2勝、香港馬は1勝と欧州勢の活躍が目立ちます。

血統面で見ますと、欧州勢が活躍するとあってGalileoの血を持つ馬の活躍が目立ちます。また、香港ではこの距離においても冒頭で述べたデインヒルも活躍し、Galileoとデインヒルの両方を持つTeofiloの血を持つ馬が活躍するのも特徴的です。

◎5モーグル
冒頭で挙げたGalileoデインヒルの血を持ちます。兄は先日のジャパンCを最後に引退した欧州G1を2勝したジャパン昨年のこのレースの勝ち馬でもあり、コース実績もあります。昨年の勝利時と同じく鞍上はムーア騎手に戻り、連覇に期待。

◯8エベイラ
冒頭で挙げたデインヒルの血を持ちます。父は、フォーティナイナー系ですが、母父がフォーティナイナー系のグローリーヴェイズやラッキーライラックもこのコースで活躍しており、悲観するデータではありません。また、近親には2018年の香港ヴァーズ3着のエジーラもいます。前々走のサンクルー大賞典では、BCターフ2着のブルームに迫るレースをしており、ある程度タイムのかからない馬場の方が適性がありそうで、香港の馬場は合うのではないか。

▲2グローリーヴェイズ
一昨年の勝ち馬。由緒正しきメジロの血がこの馬の底力を下支えしている。前走のオールカマーからここをターゲットに調整されており、陣営も勝負に来ている。

【買い目】◎と◯から印の馬にワイド流し

◎5モーグル
◯8エベイラ
▲2グローリーヴェイズ
△1パイルドライヴァー
△4ステイフーリッシュ


シャティン5R 香港スプリント

元は直線1000mのコースでしたが、2006年に1200mへの距離延長と共にワンターンのシンプルなスプリントコースへと変わりました。タイムは1分8秒台の決着となることが多く、時計のかかるスプリント戦です。

過去10年で香港馬が7勝、日本馬は3勝と圧倒的に香港馬の活躍が目立ちます。歴代で見ても日本馬で勝ったのはロードカナロアとその産駒のダノンスマッシュの2頭のみと日本勢については最大の鬼門レースとなっています。

冒頭で述べた通り、短距離に関しては南半球生まれの馬が活躍します。このレースの攻略には、南半球のスピード血統である、デインヒル、Zabeel、ラストタイクーンの3つの血統を抑えておく必要があります。

Zabeelは"南半球のNorthern Dancer"と呼ばれたSir Tristramの産駒で、オーストラリア、ニュージーランドでリーディングサイアーとなりました。日本では、マイネルの馬の血統表で見ることが多く、ユーバーレーベンもZabeelの血を引く馬です。

ラストタイクーンはBCマイルも制したスピード馬でオーストラリアのリーディングサイアーにも輝きました。デインヒルと同じく日本にリース種牡馬で来日していたこともあり、ご存知の方も多いかもしれません。日本ではアローキャリーなどのG1馬を輩出したほか、キングカメハメハの母父として成功を収めています。

◎11クーリエワンダー
デインヒル、Zabeel、ラストタイクーン
の3つの血を持ちます。デビューから5連勝、特に4戦目のハンデ戦は同日のG1戦より早いタイムで勝利したことで一躍注目を集めた馬です。近2走はG2で精彩を欠くレースぶりで連続5着と勢いが止まった感はありますが、引き続きモレイラ騎手が鞍上であるということは、この馬の能力に揺るぎない自信を持っている証拠であり、2戦の負けが活かされ勝利につながることを期待したいです。
  
◯12レシステンシア
デインヒル
の3つの血を持ちます。スプリント戦では3戦3連対と安定感ある成績を残しています。積み上げて来た実績、直近のレースを見れば日本馬の中では一番期待できる。

▲5ラッキーパッチ
デインヒルの血を持ちます。また、Zabeelの父のSir Tristramの血も持ちます。G2のスプリント戦を2連勝と香港馬の中では最も勢いがある。今回は周りのマークがよりきつくなるのは間違いなく、そこを乗り切ることができるかが鍵。

【買い目】◎から印の馬にワイド流し

◎11クーリエワンダー
◯12レシステンシア
▲5ラッキーパッチ
△2ピクシーナイト
△3ダノンスマッシュ
△4ウェリントン
△8ナブーアタック
△10ストロンガー


シャティン7R 香港マイル

ワンターンのマイルコースですが、コーナーからゴールまでの直線より、スタートからコーナーまでの直線の方が長いコースです。日本の競馬場で言えば京都の内回り1600mの形状に近いでしょうか。
タイムは1分33秒台の決着となることが多く、スプリントよりはタイムがかからないです。

過去10年で香港馬が8勝、日本馬は2勝とスプリントと同じく圧倒的に香港馬の活躍が目立ちます。

血統面でみるとデインヒルはあるに越したことはないのですが、他のレースに比べるとそこまで重要ではありません。スタミナを要求されるコースなのか、むしろ、Sadler's WellsやFairy Kingを持つ馬が活躍します。◎1ゴールデンシックスティ
冒頭にあげたSadler's Wellsの血を持ちます。昨年の覇者で、この馬の強さは言わずもがな。デビューから17連勝のサイレントウィットネス、G1レース25勝で33連勝もしたウィンクス、G1レース15勝で25戦無敗のブラックキャビアなど怪物級の強さの馬を輩出するオーストラリア産馬。本馬も香港三冠やG1 4連勝を含む15連勝と怪物級の強さを誇ります。ここは逆らえない。

◯11マザーアース
冒頭にあげたSadler's Wells、デインヒルの血を持ちます。また、19年勝ちのアドマイヤマーズや18年2着のヴィブロスも持つMachiavellianの血も持ちます。前走のBCマイルはスタート直後に不利を受けて最後方に追いやられ、全くレースにならなかった。2歳時にはBCジュベナイルFTで2着に入るなど早いタイムの勝負も対応できる。本来の力を発揮出来れば面白い。

▲7ヴァンドギャルド

冒頭にあげたSadler's Wells、デインヒルの血を持ちます。日本馬の中では血統面的に1番合う。今年のドバイターフでも2着に入り、海外実績も充分。

△4ワイクク
冒頭にあげたSadler's Wells、デインヒルの血を持ちます。一昨年は同レースで2着、昨年は4着と安定的な成績を残しています。前走もゴールデンシックスティの2着とまだまだ衰えていません。

△10ラッキーエクスプレス
冒頭にあげたSadler's Wells、デインヒルの血を持ちます。目立った実績はありませんが、今年1月の香港クラシックマイルではスプリントでも人気になっているラッキーパッチに先着しています。

【買い目】◎と◯から印の馬にワイド流し

◎1ゴールデンシックスティ
◯11マザーアース
▲7ヴァンドギャルド
△2ダノンキングリー
△4ワイクク
△6サリオス
△10ラッキーエクスプレス


シャティン8R 香港カップ

ゴール付近からスタートし、ちょうど1周するコースになっています。スタート直後にコーナーがあるため、内枠の方がポジションを取りやすいです。そういった部分では東京芝2000mのイメージに近いかもしれません。
タイムは2分台〜2分1秒台の決着となることが多く、2分を切らない時計のかかるレースです。

過去10年で香港馬が6勝、日本馬は4勝と日本馬が最も活躍するレースです。

血統面ではデインヒルはもちろん、パワーのRobertoを持つ馬が活躍します。特にデインヒルとRobertoの組み合わせとなるDansiliの血を持つ馬が活躍します。
また、スピードの持続力のGrey Sovereignの血を持つ馬も活躍します。

◎12ラヴズオンリーユー
父ディープインパクト、母父Storm Cat
は15年勝ちのエイシンヒカリと同じ。また、祖母のMonevassiaはKingmamboの全妹ですが、KingmamboとStorm Catの組み合わせとなると18年勝ちのグロリアスフォーエバー、17年勝ちのタイムワープと同じです。シャティンの芝2000mG1も制覇しており、コース相性は実証済み。ここを勝てば年度代表馬の可能性も一気に現実味を帯びてくる。香港の地で引退の花道を飾れるか。

◯11レイパパレ
冒頭で挙げたGrey Sovereignの血を持ちます。この馬の持ち味の先行力はこのコースに生きてくるはず。あとは、鞍上のスミヨン騎手が上手く折り合いをつけられるかが鍵。スタート直後にコーナーなので、案外すんなり折り合いがつくかもしれない。

▲8ドバイオナー
冒頭で挙げたデインヒルの血を持ちます。前走、英チャンピオンSでミシュリフやアダイヤーといった強豪に先着。あとは、イギリスと比べると早くなるタイム勝負にどこまで適応できるか。

△7ベルリンタンゴ
実績は全く足りませんがDansili産駒ということで抑え。

【買い目】◎と◯のワイドを厚めに、◯から印の馬にワイド流し

◎12ラヴズオンリーユー
◯11レイパパレ
▲8ドバイオナー
△3グロリアスドラゴン
△4ヒシイグアス
△7ベルリンタンゴ
△9マックスウィニー
△10ボリショイバレエ

以上です‼️

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