好きな人にデートに誘われた
好きな人と今週末、デートに行くことになった。本当に嬉しいけど、高揚と同時に、ものすごくドキドキして、眩暈がしてる。以前から好きな人とお出かけしたいと思っていたけど、なかなかこの状況下だし機会もなくて、自分から積極的に誘うのも、常識がない子だと思われたらどうしよう…と思ってなかなか言えなかった。
デートが決まってからというものの、驚くほど体調が安定してきて、いろんなことを頑張れるようになって、自分でもちょっと信じられないくらいに。好きな人が今の支えで、生きる希望かもしれなくて、こんな地獄みたいな世の中で、わたしを奮い立たせてくれる存在。優しく包んでくれている愛に触れて、いつも生きようって思えるの。
こんなに人を好きになれたのは久しぶりで、もしかしたら初めてかもしれなくて、この気持ちを、日々を、誰より大事にしたいって願ってる。これからの自分を、確実に変える日になると思う。
今日は朝から家事を一通りして、お昼は昨日スーパーで買ってきたお肉で一人焼き肉をして、始めてホットプレートを使ってみたりもした。これからゲームをして、また好きな人とお話したいと思う。
自分のために生きられるほど自己愛がなくて、それはわたしの欠乏で、これからもずっと満たされない部分なのかもしれない。でも、そんなわたしを大事に思ってくれているわずかな人のためにでも、今は日々を繋いでいきたいと思うの。それが生存戦略と呼ばれるものだとしても、どうか許してほしい。わたしなりに、愛を紡いで生きていきたいという気持ちは、本物だから。
いろんな人から、いろんなものを貰っていて、でも、受け取り下手なわたしは貰ったものを大事にできていなくて。これからの人生は、大切に受け取って、大切に自分のために受容すること。日々の生活に活かすこと。をテーマにしていきたいなって。
もしかしてまた明日から動けなくなるかもしれないけど、今こうして自分のために働けて、キーボードを打てるこの時間が堪らなく嬉しくて、いまこの文章を書いている。
これまで生きてきた中で、自分のなかに積もっていった、溜まっていった澱のようなもの。それらをどうにか浄化していくことが、残りの人生の課題なのだと思います。わたしは、表現をするひとになりたいし、そう在りたい。
自分のためだけの虚構の文章を書き、歌を歌い、絵を描く。それをするために、なんとか生活を成り立たせたいし、模索していきたい。
どこまでも人生のレールを外れて、あちこちがたがたのロボットみたいに進み続けているけど、いつかお花畑に囲まれて笑っていられるような日々に辿り着けますように。「怖いものはもうないよ」って笑って泣ける日が、どうか訪れますように。
それでは、みなさん良い日曜日を。
2021.4.11 焼き肉のにおいの残る部屋で、異国の香り漂うアップルティーを飲みながら。あさせ
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