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好きな人が優しくて涙が出るのはどうしてだろう


最近、好きな人ができた。自分から人を好きになるのはとても久しぶりな気がする、わたしはたいてい、相手から好意を寄せられて、それに応える形で好きだと自覚するケースが多い。でも、途中で違和感を感じたり好きになり切れなかったりして冷めてしまうことも何度もあった。


ここまで、10月23日に書き溜めていた分だ。

下書き消化と称して、出してしまいたいなと思ったので続きを書いている。あとから自分が、この時はこんなことを思ってたんだなーって振り返りたいからっていうのも、ひとつの大きな理由。

ここからおよそ3か月経った今、おどろくべきことに、心境の変化はほとんどない。むしろ、好きな人との中は日ごとに深まっていって、今ではかなり親密な関係と言えるのではないかと思う。

個人的に嬉しいのは、わたしが前に『電話で話したいなぁ』と言ったときに、最初、好きな人は『電話って苦手なんだ』って言った。わたしはメンタルが弱いので、やんわり断られたのかと思ってしまって、結構落ち込んでいた。でも、結局そのうち、少しずつ電話してくれるようになって、今は週に何回も、長時間電話するようになった。

だから、わたしと電話したくなかったわけじゃなくて、ほんとうに電話が苦手だったんだ!って少し笑ってしまった。それで、『どうして電話が苦手なの?』って聞いたら、『口下手だし、上手い返しとか、話を振ったりできないから』って言っていて、つまり緊張するとか、わたしを楽しませられないから、みたいな理由なのかな?って思ったらなんだか胸がきゅんとした。全然そんなこと気にしないのに、わたしは、あなただから話したいのに。こういうことを本人にちゃんと伝えられるのが、わたしの良いところだと思う。


めげずに伝え続けていたら、徐々に心を開いてくれて、電話にもすっかり慣れたみたいで、今ではわたしが寝落ちていたら電話をかけて起こしてくれたり、自分から『電話したいの?いいよ』って言ってくれたり、その変化にわたしは、あたたかい気持ちになっている。


わたしのことを助けてくれた人と、好意的に思ってくれている人と、少しずつ仲を深めてお互いのことを話せる関係になれていることが、わたしはとても嬉しい。人間関係を継続することって、すごく難しいことだと思う。でも、これからもこうやって、日々思ったことや相手へ伝えたいことを言い合って、仲良しでいられたらいいなぁって思う。

わたしは自分一人だと、なんで生きてるのかわからないってすぐに思って、この世界から軽率に消えたくなってしまう。でも、今までずっと、周りの人が必要としてくれているから、なんとか生にしがみついてこられた。

これからも綱渡りのような日々だろうと思うけど、それでも繋いでくれる人がいることに感謝していたい。

身体が冷え切っているので、お風呂に入ってきます。

手書きで文字を書くのは辛いなってときも、キーボードはわたしを救ってくれる。こうやってタイピングすることで、気持ちがとても楽になった。おもちゃのタイプライターみたいなこの新しいキーボードにも少しずつ慣れてきて、打つスピードも上がってきた。

こうやって自分が『好き』だと感じたことを、身近に置いて、それが少しずつ日常に馴染んでいくのって、ほんとうに良いなって思う。自分が楽に息をできるように、心地よい環境を整えていきたい。一人暮らしは気楽で、でも自分の調子が悪いときは何もかもが荒れてしまってとても苦しくなる。

でも、それでも自分で選んだ道だから、わたしはこうやってでしか生きられなくて、そう考えていくうちに、どんどん逃げ場がなくなる気がして自分の首を絞めてしまうわたしだけど。

そんな自分をもう少し客観的に見つめて、生き延びられるようにしたい。27歳は、転機の1年だったと思う。28歳は、未来の自分を生かすための1年にしたい。新しいところに飛び込みたい、自分を殺さずに生かせる道を選びたい。そんな風に、今は、切実に思っています。


外に出られなくて、宅配ピザを食べて、少しだけ人と話して終わった日。

でも、わたしの1日はこれからでもある。



2.1 あさせ




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