【Z/X】エンジョイ!竜の姫君【デッキ紹介】
はじめに
こんにちは、こんばんわ。なこもです。
今回は、タングステン杯でも使用した、【竜の姫君】デッキについて解説していきたいと思います。
最初に登場した時は入手難易度が高く組みにくかったデッキでしたが、5月にスタートダッシュデッキが出て、確実に手に入りやすくなったデッキの一つです。
皆様も是非一度お試しください!
それでは参りましょう。
デッキレシピ
・ゲーム開始時に配置するカード群
1x 朝露を払う 姫君と竜(スタートカード)
1x 来たれ、星界の遥か(ゲートカード)
4x 姫君と竜 無垢なる調停者(スタートリソース)
1x 竜の姫君
1x 竜の姫君EX
・メインデッキ
IG枠
4x 雲河を照らす 姫君と竜
4x 好天に戯れる 姫君と竜
4x 会計士アルパイン
8x 蒼穹の彼方より(黒)
非IG枠
10x 蒼穹の彼方より(白)
2x 蒼穹の彼方より(白黒)
4x ケット・シーの市場
4x 闇夜に煌めく 姫君と竜
4x 融和の新世界 姫君と竜
・デュナミス
1x 列神天使ガムビエル
1x 広漠なる『勝宴』ニンカシ
1x 元気☆一直線! 晴夏ちゃん
1x 奇縁の神楽 ルル
1x 艶言の神魔 ルクスリア
1x 寓話の神夢 アリス
2x 退廃の神姫 ナトコ
1x 愉殺の神姫 セレアノ
1x あんすぴーかぶる@ニグたんゴッド
1x 果てなき宙へ ニグたん&テオゴにゃん
2x 虚数領域のアリア
3x 神前を清める 姫君と竜
・ゲーム中使用するトークン
1x 芽吹く世界のシンフォニー(ゼクステンドドライブver.)
4x 幼き貴女のワルツ
2x 貴き平和のバラード
4x 閉じる無限のノクターン
4x 迫る運命のプレリュード
4x 廻る夢のソナタ
2x 願う無限へのロンド
1x 芽吹く世界のシンフォニー(スターター収録ver.)
「竜の姫君」とは
「極点超越編 幻想<シルバーバレット>」にてプレイヤーカードのみ先行登場し、そのあとの「極点超越編 無限<アンリミテッドブースト>」にて本格実装となりました。「竜の姫君」は、自身のみが従える「アストラルドラコ」とともに、自らの目的のために各世界を渡り歩いていきます。
「極点超越編 無限<アンリミテッドブースト>」から、今年度の「渾沌竜姫編」までのストーリー上でフィーチャーされているキャラクターです。
デッキアーキタイプとしての【竜の姫君】とは
そんな新たなキャラクターとして実装された竜の姫君の最大の特徴は、デッキに最大20枚まで搭載することができる「蒼穹の彼方より」から、トークンを顕現して戦うことを主な戦術としていることでしょう。
「蒼穹の彼方より」を使用するたびに、強力なトークンを使用することができるようになります。
ゲーム終盤、それらの強力なトークンで相手のライフを取り切ってフィニッシュすることを目指して動いていきます。
「蒼穹の彼方より」について
まずは、現状3種類存在する「蒼穹の彼方より」について述べなければなりません。
1.白い「蒼穹の彼方より」
ゲームの初動となり得るカードで、ゲーム終盤ではフィニッシャーとなる「閉じる無限のノクターン」を顕現できるカードです。序盤は主にこのカードを打ってチャージや手札を稼いでいきたいところ。
3コストでプレイできるため、マリガン基準になるカードですが、IGのバリュー(後述)を高めたいという狙いから、今回は10枚の採用になりました。本来は12枚くらい欲しい。
2.黒い「蒼穹の彼方より」
先述の白い「蒼穹の彼方より」と違いIGアイコンを持つ代わりに、4コストと少し重ための「彼方より」。序盤はトラッシュを肥やすことができる「迫る運命のプレリュード」やトラッシュのカードを回収できる「廻る夢のソナタ」を、終盤はトラッシュからアストラルドラコを蘇生できる「願う無限へへのロンド」を顕現させることができます。白の「彼方より」と比べると、ややコントロール向きの性能となっていますが、このカードがIGで捲れることで、「彼方より」のカウントが上がり、早期に「ノクターン」や「ロンド」を着地させることができるため、このカードの存在はかなり重要といえるでしょう。
今回は、IGでこのカードが捲れることを期待して、8枚の採用となっています。
3.白黒の「蒼穹の彼方より」
こちらは、主にフィニッシュ手段として活用するカード。このカードのみで顕現できる「芽吹く世界のシンフォニー」を登場させるのに使うほか、「ソナタ」を登場させて回収をすることができるなど、意外とやれることの幅が大きいカードです。
ただし、効果を使用できるのは自分のリソースが5枚以上のときのみなので、使いどころには注意が必要です。
使用頻度が少なく、一度撃ってしまえばアークゼクスやゲートカードの能力で回収できるので2枚の採用です。
これら3種の「蒼穹の彼方より」と、一緒に採用されているアストラルドラコのカードたちを使って、相手のライフへの攻撃・「闇夜に煌めく 姫君と竜」や「ケット・シーの市場」を使っての妨害の両面で攻めていくデッキとなっています。
カード紹介
全カードを紹介するわけにはいかないので、ピックアップしてお届けします。
・「雲河を照らす 姫君と竜」「好天に戯れる 姫君と竜」
どちらも初収録から活躍しているカードなのでざっくりと。ナトコのおかげで以前よりもその使い勝手はかなり良くなりました。2t目に雲河+白蒼穹でハウスを作るのはもはや常套手段。
好天はそのターンに唱えられる蒼穹の回数が+1されるので序盤は蒼穹カウント上げに、後半は純粋に詰めの1手として使います。
・会計士アルパイン
「混沌を穿つ 姫君と竜」を入れるメリットが現状かなり乏しく、でもライフはどうしても入れたい・・・となったときに真っ先に候補にあがったのがアルパインでした。アルパインと混沌の比較は以下の通りです。
◆混沌を穿つ 姫君と竜
メリット…手札が増える可能性がある、ノクターンなどで蘇生できる、アストラルドラコである
デメリット…貴重な「蒼穹の彼方より」をトラッシュに落としてしまう(黒しかない状況だとIGで捲りたいのに…)、手札からはプレイしない、高い
◇会計士アルパイン
メリット…場にいるだけで仕事する、手札にある時にリソースにすぐに置くことができる、安い
デメリット…IGで捲る以外にプレイしない、アストラルドラコでない
どっちも一長一短なんですけど、出ただけで相手の行動を捻じ曲げられる可能性のアルパインに軍配が上がり、そちらの採用となりました。実際のゲームでも活躍した場面ありましたしね。
ここは好みの部分が大きいかと。
「貪食の聖獣オーラグーロ」を採用しているプレイヤーもいるみたいですが、こちらに関しては触ったことがないので要検証ですね。
対緑で3t目にもし出せればでディンギルできるしアークをプレイできるようにはなりますが・・・どうなんでしょう?
使ったことある人、使用感ぜひ教えてください。
・朝露を払う 姫君と竜
破壊されれば3ルック1ドロップ、起動で山上1枚を確認し、トラッシュかチャージにおいて、トラッシュに送ったら1ドローできるスタートカード。
チャージがなくてもこれからチャージを生み出すことができるので4t目のナトコを絡めた動きなどに貢献できるカードです。
以前はIGアイコンのスタートカードにしたのですが、レシピを変えたのもあってこれになりました。強い。
・融和の新世界 姫君と竜
B41で追加されたアークゼクス。姫君にはもともとアルターブレイクやリリースイベントもない(一応蒼穹の彼方よりがそれにあたる)ので、フリースロットがたくさんあるデッキでした。その枠にアークゼクスもスタートリソースもそのまますっぽり収まった形となります。
このカードがやれることは3つ。①登場時の相手ゼクスのデュナミス送り、②登場時デュナミスから蒼穹の回収、③起動での蒼穹の踏み倒しです。
どれも任意かつ、③については発動タイミングを選べるのがほんとにでかい。
アークゼクスはソナタでトラッシュから回収できるので、スタカの破壊効果や、IGに失敗してトラッシュに落ちてしまってもよし。黒蒼穹をうまく使って回収しましょう。
アークゼクスの連打で蒼穹のカウントを稼ぐほか、手札に足りない蒼穹を回収して、そのまま使うことも可能です。
・E34で収録されたアバター達
「退廃の神姫 ナトコ」「愉殺の神姫 セレアノ」「あんすぴーかぶる@ニグたんゴッド」「果てなき宙へ ニグたん&テオゴにゃん」の4種を指します。
黒蒼穹にてばらまいたトークンをコストにできるので、これまでただただスクエアを圧迫していたトークンを処理することができるようになりました。
中でも「退廃の神姫 ナトコ」は、IGで変な位置に出ていた雲河や好天を配置しなおしたり、チャージに置かれたアルパインを配置して相手の妨害を行うなどといった、場面に応じたプレイが可能です。なんでか手札2枚増えるし。
ちなみに、「あんすぴーかぶる@ニグたんゴッド」の降臨に関しては、「果てなき宙へ ニグたん&テオゴにゃん」の破天降臨を経由する必要がありますのでご注意を。
・芽吹く世界のシンフォニー(ゼクステンドドライブver.)
白黒蒼穹でのみ顕現できる、現状存在するトークンのなかで最強のカード。その強力な除去効果で相手の妨害を行うもよし。詰めのために使ってゼクステンドドライブで点数を取りに行くもよし。このカードを顕現できれば凄まじいアドバンテージを得ることができます。
ただし、2色以上のゼクスや、無色のカードには無力です。なかでも最近流行しているリルフィの「ざっくり両断ブレード リルフィ」のゼクステンドドライブには無力なので注意しましょう。
主なゲームプラン
1、2ターン目:「蒼穹の彼方より」をプレイ
2ターン目は、雲河+「蒼穹の彼方より」をプレイする場合もあります。
基本的には白蒼穹をプレイして、手札とチャージを稼いでいきます。
3ターン目:IGをします。ここで黒蒼穹や好天が捲れれば、このターンでノクターンやロンドをキャストができるかもしれないのでそれを目指します。
ロンド+「闇夜に煌めく」の盤面が組めると、相手が先に6リソに到達しても、スタートリソースの起動コストが増えるため行動に制限がかかります。
可能であればそれを狙っていきましょう。
難しい場合は、蒼穹+闇夜の起動のプレイを行い、1リソ構えなどで返します。
4、5ターン目:アークゼクスを使用しつつ、「闇夜」+シンフォニーを構えつつ相手のライフを詰めていきましょう。ライフが取り切れなければ、8面埋めて返すなどして次のターンをもらえるように動きます。
ざっくりとした動きはこんな感じでしょうか。細かい動きは、実際に動かしてみてから自分でいろいろ試してみるといいでしょう。
終わりに
「芽吹く世界のシンフォニー」のURは、B41の100ポイント景品として再録されているので、比較的組みやすいデッキになっていると思います。
白黒デッキのなかでは、とくに緑に頼らなくても複数回のアクションを見込めるデッキで、イグニッションが乗れば乗るほど強さを発揮するデッキです。
皆様もぜひ一度ためしてみてはいかがでしょうか?
最後までお読みいただきありがとうございました。
なこも
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