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今更聞けない。革(皮)の事
”革”と”皮”の違いわかりますか?
私たちの生活と切っても切れない素材です。レザーウェア以外にも車のシートやソファーに至るまでその用途はまさに多種多様です。
ファストファッションが悪いとは言いませんがなんだか最近は【服】も消耗品として買われることが多くなってきたように感じます
彼ら(服)のことを知り、一つ一つ気持ちを込めてお手入れしてあげることでより長く付き合っていただけるかと思います。
”革“と”皮“ の違い
・皮とは
「動物の皮膚を剥ぎ取った生に状態の物」
これは何も動物だけではなく果物なんかに対してもこの”皮“という漢字を使います。
「リンゴの皮を剥く」とかですね。
まとめると、「動植物のなにも加工が施されていない、身(実)を覆う膜を剥いだもの」
が、「皮」にあたります。
・革とは
もう、お分りの方も多いでしょうが
天然の物ではなく、加工を施した物が「革」にあたります。
この、加工というのがいわゆる「鞣(なめし)」という工程になります。
「鞣」といってもその鞣方は様々、は簡単に説明しますと、剥いだばかりの「皮」はいわゆるナマモノで放置しているとだんだん腐敗が進行していきます。
その腐敗防ぎ、製品として使用できるようにする工程を「鞣」と言います。
こうして「皮」が「革」に変化します。
鞣方にもいくつも種類がありますが、最も一般的な鞣方を2種類紹介いたします。
・クロム鞣
今、最も流通している加工方法で、その割合は90%に及びます。化学薬品を使用し、手間と時間がかからないため大量生産に向いています。
柔軟性に優れており、比較的に水に強い事が特徴です。エイジングによる色味の変化に期待できないデメリットがあります。
・タンニン鞣(ベジタブルタンニン)
上記で紹介した加工方法とは打って変わって化学薬品を一切使用しない植物成分由来の「渋」を使って鞣す方法です非常に手間暇がかかる為大量生産に向かないため、高価になりやすいです。また、柔軟性に優れたクロム鞣とは対象的にハリとコシがある固い革に仕上がります。
エイジングにおいても対象的でタンニン(渋)が酸化、紫外線に当たることで色味が濃く、経年変化します。
当然のことながら、剥がされる前(生きている時)は食べ物を摂取することでは皮にも充分栄養が周って来るのですが、
「革」として製品に加工されるとに私たちが栄養補給(お手入れ)をしてあげないといけません。
お手入れ=めんどくさい
と感じる方も多いかもしれませんが革のお手入れは毎日の洗濯に比べるとずっと簡単です。月に一回程度クリームを塗ってあげるだけで大丈夫です。
何もしないで10年もつ物がお手入れをすることによってより長く付き合っていただけます。
※注意 服などが好きな方は過保護な方が多いのでお手入れのしすぎでダメにしてしまうこともありますので注意してください。クリームの塗りすぎは栄養過多になり革の表面がベタつくため、埃やゴミの付着により劣化の原因になります。また、クリームを塗りすぎると柔らかくなりすぎるため伸び、破れの原因にもなります。
・これから革のケアをしていくにあたって、まず買って頂きたいアイテム3選
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