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【ウイスキー投資】月次レポート(23年6月)

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日経平均株価は30,887.88円(前月比+1,764.70円)、ドルは139.91円(前月比+3.15円)、ユーロは149.31円(前月比-1.11円)です。
ドル円相場は半年ぶりの安値圏に沈み、一時1ドル=140円台まで下落しました。一方、日経平均株価は週明けに値上がりし、約33年ぶりの高値を記録しました。これはアメリカの債務上限引き上げが合意され、デフォルト回避の見通しが広がったことによる影響です。

出典元:https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-05-31/RVI0QOT1UM0W01

国内の株式投資ではバブル期を抜けられるかが焦点となっていますが、昨日は調整による下落など、まだ不安要素が大きいのが実情です。円安が影響して観光客の増加や、日常品の値上がりが加速しています。
野村総合研究所の5月12日イノベーションマガジンによると、5月以降の来日観光客、インバウンド需要が急激に伸びると予想しています。

中国からの入国規制についても、既に緩和が進んでいます。中国本土からの直行便による全入国者に求めていた、出国前72時間以内の陰性証明の提示が、4月には不要となりました。5月には、接種証明の提示も不要となりました。中国からの入国者についてもこの先急速に増えることが予想されます。

出典元:https://www.nri.com/jp/journal/2023/0512
出典元:https://www.nri.com/jp/journal/2023/0512

ウイスキー投資では、観光客による爆買いも市場在庫を左右して相場にも影響を与えます。特に希少国産ウイスキーは、来日中国人の爆買いによってプレミアム価格でも売り切れるなど、相場を左右しやすいです。
モノ消費からコト消費に変化すると報道されていますが、以前のように爆買いが続く場合は、再び国産ウイスキー相場が上昇する可能性があります。

一方、国内の経済状況は悪化し、賃金が上がらないまま物価だけ上昇するスタグフレーションが進行しています。コンビニに行くとお弁当やカップラーメンが以前の1.5倍近く上がっていて驚きますが、来月はさらなる値上がりが予定されています。
6月も続く値上げ、カップ麺・調味料など3575品目…電気代や映画鑑賞料金も引き上げ」読売新聞によると、「カップ麺や調味料など幅広い商品が値上がりする。2023年1~6月の値上げ品目数は合計1万9442で、昨年同期(8243)の約2・4倍となる。」

このことから生活用品だけでなく、特に輸入に頼っているウイスキーやワインは大幅に値上げされると予想できます。

なぜ二次流通品の値上がりがしないのか?

正規店の販売品とオークションを見ていると、あることに気が付きます。
値上がりに対して実需が追いつかないということです。

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2008年より趣味で『ウイスキー収集』を続けるうちに、ボトルの価値が100倍以上になるものが出てきて驚きました。そこで独自の手法で、ウイス…

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