1977年発売なのに現代的! 造りは簡単だけど音はすごい! audio-technicaのATH-4を紹介します。
今回は、audio-technicaのヘッドホン ATH-4を紹介します。
私は、audio-technicaのヘッドホンがかなり好きだと思います。
ヘッドホンを購入するときは、メーカーやグレードももちろん気にはしますが、買って実際に聴くまではなるべく先入観は持たないようにしています。
そんな私が、気づくと使っているヘッドホンの中にaudio-technicaのヘッドホンが必ず1本は入っているのです。
特に、木製ハウジングの物がとても好きなことが多く、W5000は所有しているヘッドホンの中でも一番といっても良いくらい使用時間が長いです。
そんなaudio-technicaのヘッドホンですが、古いものから新しいものまで、様々な機種があります。
今回は比較的古い機種の紹介です。
決め手は、純粋に見た目が大きいです。
簡素な作りには見えるのですが、チープには見えない不思議な雰囲気があり、一度手に取ってみたいと思いました。
実際に手に取ってみて思ったのも、手に取る前から感じていた通りです。
写真のように、特にこだわりが見えるデザインでもないのですが、シンプルな割にチープさが全くないのです。
洗練されているということなのかなと思いながらしばらく眺めていました。
細かい仕上げ部分等に、粗さが見当たらないので、そういった積み重ねが、チープさを感じさせないのかもしれないと思います。
簡素とは言え、ヘッドバンドの付け根も少し変わっていたり、ヘッドバンドに複数の丸い穴が開いていたり、独特なデザインも持ち合わせているヘッドホンです。
実際に使ってみると、イヤパッドが薄いスポンジのため、装着感がとても良いとは言えませんが、ヘッドホン本体がそこまで重量があるわけでもないため、不快な装着感でもないです。
十分、音楽を聴くのであれば問題がない装着感に仕上がっています。
音に関しても、開放型ということで、繊細な音を聴くことができます。
全体的に、繊細な音で、静電型のヘッドホンの音に近いような、イメージを持ちました。
とても面白いヘッドホンですので、こちらも見かけたら一度聞いてみてください。