またまたお久しぶりのご挨拶と、ここ1年の気づきのお話。
とってもとっても、お久しぶりでございます。
ドッグトレーニングWhoopieの タカシマヒカリです◎
またまた、ものすごく時間が空いてしまいました…
というのも、前回の記事を公開した直後、なんと
妊娠発覚そして出産!!!
あれよあれよと1児の母となり、なんとかかんとか、毎日を必死に過ごしています。
そして、ついこの間、産んだばかりだと思っていた息子も、来月には1歳を迎えます(早すぎる…!!)
保育園にも通い始め、わたし自身も少しずつお仕事に割ける時間と心の余裕が出てきたタイミングで、ようやくこのnoteを再開することにしました。
…と、お久しぶりのご挨拶はここまでにして。
せっかくなので、今回のnoteでは、ドッグトレーナーというお仕事において、子どもを持って得た4つの気づきについて、お話しようと思います。
いちばん大きな気づき、それは…
子どもがいると、ほんまに時間がない!
いやもうコレ。コレなーーーーー!!!!!笑
もちろん、知らなかったわけじゃない。
そうだろうと思っていたし、トレーニングにお伺いするおうちに小さいお子さんがいらっしゃる場合は、それを最大限考慮した提案をさせていただいていた…つもり。
そう、『つもり』。
実際に自分が子どもを産んで分かったことは、あの時の最大限の配慮すら、全っ然足りない。
ほんとに、全然分かってなかったです…反省…。
それでもできる限りのことに取り組んで下さっていたママさん・パパさんに対するありがとうの気持ちが日を追うごとに大きくなっています。
私が提案したことに「そんな時間ないってー」「そんな手間かけてられへんってー」って思ったこと、きっとありますよね。ごめんなさい。
グッと飲み込んで、できる限り取り組んでくださってありがとうございます。
今から思うと『無理難題』だった提案に、できる限り取り組んでくださった、それはひとえに「愛犬のため」。
ひとりの飼い主として、その愛の大きさを改めて尊敬しています。
そして、いち母親として、その気力・体力を振り絞れることも尊敬しています。
それもこれも、子どもを産んでわかったこと。
もしかしたら、子どもを産まなくてもじゅうぶんに配慮できるトレーナーさんもいるかもしれません…。
ただ、わたしは子どもを産まなければここまで実感を得られなかった…
今までいかに未熟な提案をしていたかを振り返ると、申し訳ない気持ちが大きくなってしまうのは事実です。
でも、どうにかこうにか前を向いて考えたいし、この悔しい気持ちをこれからの自分に活かしていきたい。
どんなトレーニングも、飼い主さんに無理があっては続かないと考えているわたしにとって、自分が子どもを持ったことで、今まで以上に飼い主さんの置かれている状況に対する理解が深まったし、今まで以上に寄り添えるようになったと思います。
もちろん、子どもを産むか産まないか、結婚するかしないかetc…
個人の自由ですし、子どもを持ったから良い・子どもがいないから良くない、ということを言いたいのではありません。
先ほども述べたように、自分がその状況を経験せずとも、十分に想像して十分に配慮できる人は、ドッグトレーナーでもそうでなくてもたくさんいらっしゃると思います。
ただ、私にとって「子どもを持つ」という経験は、自分がドッグトレーナーとして活動をしていくにあたり「自分の配慮が『つもり』でしかなかったこと」そして、「わたしは、自分の考えや行動に対して、常に“自分を過信していないか?”と問い続けなければならない人間だと心から自覚すること」を知るために必要な経験だったと感じています。
そして、2つめの気づき。それは、
まだまだ面白いアイデアが見つかるぞ!
ということです。
子どもが産まれて、お出かけ先や買い物に行くお店が大きく変わりました。
買い物のほとんどは息子に関するもの。
100均に行っても「息子が楽しめるものはないかな」という視点になりました。
そんな視点で商品を見るようになったことで、赤ちゃん用の商品は犬にも活用できるものが多いことに気づいたんです。
赤ちゃん用だと安全性にも配慮されているし(時には犬用以上に!)、赤ちゃん用のおもちゃや離乳食グッズ、便利アイテムから、犬との暮らしに役立つアイデアのヒントを得ることが想像以上に多いんです。
例えば、この離乳食の調理器具セット。
すりつぶしたり、小さくみじん切りにしたり、裏ごしできたりする調理器具がセットになっているものです。
実際に使用したのは離乳食初期〜中期の数ヶ月ですし、すでに家にあるものでも事足りたかもしれませんが…
これひとつあれば、人間のごはんを作るときにちょっとだけ残ったお野菜を使って、犬のおやつやちょっとしたトッピングを手軽に作れます(あげ過ぎには気をつけて!)。
また、一番便利だろうなあと思うのが、シニア犬さんのごはんの調理!
ふやかしたドッグフードをさらに潰したり、ペースト状にしたり…というときにとっても便利だと思います◎
もちろん、犬用として販売されているわけではないので、使用するにあたって危険がないか、購入時も使用時も十分に注意する必要はありますが…。
今後は、そういったお話もこのnoteや自分のセミナーなどでお伝えしていけたらいいなと思っているのでお楽しみに♪
3つめの気づきは…
分かりやすく伝えるための引き出しはまだまだ♾️!
ということです(^ ^)
最初に断っておきたいのですが、犬の行動や感情についてお話するとき、擬人化は時に誤解を生んでしまったり、無意識の決めつけに繋がってしまう可能性があるため、安易に使用することは控えなければなりません。
ただ、犬との暮らしについてお話する時に「人間の赤ちゃん・子どもと暮らしていると思えば、わかりやすいよね」ということは割とあるのは事実。
例えば、「先住犬はボール遊びが好きだったのに、この子はボールには見向きもしない」というお話を聞いたとき。
人間の兄弟でも、お兄ちゃんはテレビゲームが好きだけど、弟くんは公園で遊ぶのが好きだったりしますよね。
そして、私たち大人は、その違いを「個性」と受け入れています。
犬だって同じで、先住犬や周りのワンちゃん、InstagramやYouTubeで見たワンちゃん、飼い主さんが考える「普通の犬」と、いま目の前にいる子が違うのは当たり前です。
ましてや、同じ親から産まれた人間の兄弟姉妹ですらそれだけ違うのに、兄弟でもない・犬種も異なる犬同士が違うのは至極当然な「個性」だと思いませんか?
こういう、言われれば当然のことだけど、意外と盲点なこと。
説明すれば「そりゃそうだね」となるけれど、意外と自分では気がつけないこと。
そういうお話するときは特に、以前からこのような伝え方をすることは多かったのですが(ご相談をいただくご家庭が絶賛子育て中or子育てがひと段落ついたおうちが多いこともあり)、自分自身が子どもを持ち、子どもがどんな行動をするかを知ることで「人間の子どもだったら○○ですよね」という引き出しが増えました。
それは、飼い主さまに対してより分かりやすいお話をすることに繋げていけるんじゃないかなと思っています◎
最後の気づきですが…
あまりにも長くなりそうなので、次の記事にしようと思います!
安心してください、1週間くらいで更新します!
もう1年半もお待たせしません!!!(ホントスミマセン)
次回も楽しみにしていただけると嬉しいです◎
長い文章を読んでくださり、ありがとうございました。
では、また(^^)
Dog training Whoopie たかしまひかり