新しいSNSのスタンダードを本気で作りたい。whoo your world第一号社員が語る、この仕事に懸ける想いとは
『世界中の人に使われるサービスをつくる』と掲げるLinQ。そんなLinQでwhooのiOSエンジニアとして活躍するのが社員第1号の山田 麻矢(やまだ まや)。「なんか面白そうな会社だなと思って。気づいたら入社しちゃってました」と笑いながら話すmayaはその穏やかそうな第一印象とは裏腹にストイックにユーザー体験に向き合いながら開発業務に携わっている。
LinQで働くいろんな方を紹介する「whoo’s story」の記念すべき第1回目は山田麻矢を紹介します。
音楽の道からインターネットの道へ。ゼロから学んだエンジニアリング
— Mayaさんのご経歴を教えてください。
実は、学生のときはコードは一切書いたことがありませんでした。大学は音大に通っていて作曲を勉強していたんです。
就職活動の際にたまたま1社目がIT企業で、そこからエンジニアとして働くようになったんです。1社目は受託がメインでウェブアプリケーションの開発やサーバーの管理業務などに関わりました。その次の会社でiOSのアプリ開発に携わらせて頂く機会を頂きまして。そこから5年ほどiOSのアプリ開発やUIデザインの仕事をさせていただいています。
—音大出身だったんですね。そこからインターネットの世界に。
そうなんです。今でも趣味でバンドなどの活動はしているのですが、やっぱり音楽で食べていける人は本当に一握りなんですよ。そこから将来のことを考え始めて3年生の後半で就職活動を始めました。大学のキャリアセンターに相談したところ「会社の雰囲気を見て、自分に合うかどうかで選んでもいいと思いますよ」とアドバイスを頂き、「そうか、なるほど」って。
確かに実際に、会社にいる人たちを見たり話をしながら、自分の性格と合うのかという軸で選んでもいいよなぁ、と。なんかしっくりきちゃったんですよね。気づいたら奇跡的にご縁があった会社に入社し、未経験でエンジニアとしてのキャリアをスタートさせていました。
入社したきっかけは、ピュアにプロダクトの面白さに惹かれたから
—Mayaさんは社員第1号ですよね。LinQに入社したきっかけについて教えていただけますか?
2023年の1月にアプリがローンチした直後に業務委託としてお手伝いを始めました。関わり始めた当初から「なんか面白いものを作っているな」という感覚があったんです。当初はローンチしたてだったので、正直社内はてんやわんやしていたんですけど。
とにかく原田さん(LinQ代表)と武田さん(LinQ CTO)の頭の中にやりたいことが無数にあるんだなと。ヘルシーなワチャワチャ感と言いますか、そういった勢いみたいなものに純粋に惹かれたというのはありましたね。
あと、whooってアプリのUIがすごく斬新なんですよね。最初見た時に「なんだ、これは?」という不思議な感覚を覚えたんです。
私が今まで見てきたアプリとは全く違うUIで、いざ開発に関わってみると、とにかくすごいスピードで意思決定がされて、新しい機能が毎週アップデートされていきました。
そして、業務委託を始めて1ヶ月程でオファーを頂戴したんです。
— 業務委託開始1ヶ月でオファーをもらったんですね。ジョインを決めるまで悩みませんでしたか?
正直、すごく悩みました。前職の皆様には凄く良くして頂いていて、北海道でのフルリモート勤務も許容して頂いていた環境の中、不満は一切なかったんです。
オファーを頂いた当時、ちょうどライフイベントなどについても考え始めた時期だったんです。自分がずっとこの調子で働けるかどうかもわからない中で、これから先の事を考えるとやっぱり母体が大きくて、安定している会社のほうが安心なのではないかという思いもありました。
当時のLinQは代表とCTOと、その他は全員業務委託という形で、社員がいなかったんです。今までの自分はどこか守りに入りがちなところもあって、いつもの自分だったらこのタイミングで入社を決めるということはしませんでした。やっぱりこのタイミングで入るのはどうしても怖いという気持ちはあったので。
ただ、今回のオファーについて友人に相談したところ「もう気持ちは転職したい方向に傾いてるんじゃない?」と言われ、その時に自分でも知らないうちにこのプロダクトの魅力に取り憑かれていることに気づいたんです。
正直このタイミングで入社する怖さはあるけれど、社員第一号で開発にほぼゼロから関われるチャンスは、他にはなかなかないんじゃないかと思い直しました。
このタイミングで飛び込んだからこそ得られる経験は、今後一生をかけても得られないかもしれない。だとしたらここで飛び込まない理由はないよな、と。
whooは、ものづくりの楽しさを思い出させてくれる
— 改めて、今のmayaさんの仕事内容を教えてください。
はい。今はiOSのアプリ開発をメインに、デザインの仕事も並行しながらサービスの開発業務に取り組んでいます。既に1,000万ダウンロードを超えているサービスではあるのですが、チームとしてはまだ少数精鋭でやっているので役割を決めすぎないところがポイントだと思っています。今のフェーズでいうと一番サービスについての理解が深い原田さんと武田さんと、濃い連携を取りながら、少しでも2人の仕事を奪いに行くのが自分の役割ですね。
アプリ開発に加えて、デザインについての業務も一部担当しているのですが、要件通りにデザインをつくるというよりかはイシューから仕様に落とし込んで、デザインを考えていくので、スモールチームならではのレバレッジを効かせた働き方が求められていると思います。
原田さんや武田さんの意思を全部理解できてるわけではないからこそ、必死に彼らが見ているユーザーの動きを逃さないようにしています。
whooはユーザーとの距離が非常に近いんです。一言で例えると「人の感情がむき出しになるプロダクト」。こういったサービスは探そうと思ってもなかなかないんですよね。ユーザーの感情がダイレクトに開発側に伝わってくるので、逆に言うと妥協したものを出してしまうと「このアップデートが良くなかった」というフィードバックも、すごいスピードで頂戴するんです。
プレッシャーはあれども、自分が書いたコードが何百万人、何千万人に影響を与えるプロダクトなんてなかなかないじゃないですか。そういった意味でwhooはモノづくりの楽しさを常に感じられるプロダクトだと思っています。
位置情報を共有することが、SNSのスタンダードになるような世界を目指して
— 今後、whooをどんなプロダクトに育てていきたいですか?
whooの未来。うーん...そうですね。
まだ、位置情報を共有するのって抵抗がある人が大半だと思うんです。やっぱりちょっと怖いという気持ちが強い人が多いのかなと。昔で言うツイッター(現X)に近いかもしれませんよね。SNS上に自分の顔写真を出すなんて危険だと言う風潮があった気がするのですが、いつの間にかそれが普通になっているという。
whooも位置情報を共有することで新しいSNSの使い方を提唱していけるプロダクトだと思っています。私たちのサービスが使う人が増えることで、新しいSNSのスタンダードが創れると良いなと思っています。
whooを友達や家族と一緒に使うことで、その人達同士の関係がもっとウェットで良好なものになったり、関係性そのものが優しいものになっていったり。距離がぐっと縮まったり。
ある意味、利用してくださっているユーザーの関係性を少しでも良い方向に変えることができるのであれば、ここで手を止める訳にはいかない。そういったユーザー同士の関係性をプラスに変えることが自分たちのミッションなのかなと最近はよく思います。
遊び心を忘れない人と一緒に、この夢を追いかけていきたい
—ありがとうございます。最後に、今後mayaさんはどんな人と働いていきたいですか?
遊び心を忘れない人。この「遊び心を忘れない」というのは、私がプロダクトを作る上で一番大事にしていることです。プロダクトづくり、そのものを楽しむ事のできる人はやっぱりユーザーに良い体験を届けられると思っています。
もちろん合理的に意思決定をしなければいけない時は必ずありますが、ユーザーは「なんか面白い、なんか楽しい」という本能でプロダクトを触ると思っているので、私達自身が本気で面白いと思えることを追求しなければいけないと思います。
そのためにも、ユニークなアイディアや面白さを追求していけるようなメンバーと、大きなチャレンジを仕掛けていきたいと思っています。
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