webtoonネーム作家による制作のあれこれ
ごあいさつ
こんにちは!ネーム作家の丸内です。
noteにお邪魔させていただくのは2回目になります。
HykeComicで掲載中の作品、『TTM~たったら負け~』のネームを担当させていただいていました!
(最近シーモアでのKVが新しくなりました。ヒロインが最高に可愛いので是非!!)
前回はアシスタントの立場から見たフーモアについて書かせていただきました。
今回は私がネーム制作するときの流れについて書かせて頂こうかと思います。
ネーム制作の流れ
①シナリオ読み込み
いただいたシナリオを読み込みます。
この時点で気付いたこと、やりたいことはメモしておきます。
②ラフ
清書前に、自分用の地図を作っていきます。「視線の流れが崩れてないか」「退屈になってないか」「逆に疲れてしまわないか」等、いろいろ考えつつ書いていきます。
③写植
フォントや文字サイズを変えたりしつつ、頂いたシナリオを元に文字をいれていきます。吹き出しもこの時点で入れてしまいます。
④清書
時間が経つことで気付くこともある!!ラフを改善しつつ、後工程の方に伝わるようブラッシュアップしていきます。
⑤余白と写植/吹き出しの微調整
コマ間を埋めるような効果を先に入れると余白調整の際に作業が増えるので、先にコマ間の距離を調整していきます。スマホで確認しつつチマチマとやっていきます。
⑥効果入れ
お花とかキラキラ、コマとコマの間をうめるような演出だったりを描き込んでいきます。
⑦補足とコマ数書き込み
演出意図等を文字で補足していきます。
もしシナリオ指定外のことをしたり、変更の提案をさせていただく場合は文章補足を入れていきます。
最後に一通りスマホで確認して、問題がなければコマ数を入れて完了。
ファイルを整頓後、ADさんに提出します!
私は上記の流れで制作を行っています。
作家さんによって全然違うかと思うので、他のネーム作家さんの制作の流れも知りたいな~と思うこの頃です。
縦スクロールのリズム感について
折角この場をお借りしているので、最近感動した気付きのご紹介もさせていだきます。
なんていい例えなんだ!!!!!!!!!!
webtoonでの縦幅の取り方は、テンポ感に直結する重要な要素になります(スクロールが長いほどテンポが遅くなり、短いほど早くなる)。
そこも音ゲーのノーツと一緒だ……と、かなりの感動を覚えました。
最近は脳内で譜面をイメージしながらテンポ確認してます。
ここまで読んでいただきありがとうございました!
現在スタッフを募集しているとのことですので、興味がある方はぜひ下記連絡先へご応募ください。
募集職種
◎制作アシスタント
各工程におけるクリエイターを募集しています。
・メイン線画担当
・ネーム(絵コンテ)担当
・背景線画担当
・着彩担当
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◎アートディレクター(作画監修)
Webtoonのクオリティ管理と作画監修業務になります。
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◎ディレクター
Webtoonの制作進行管理と品質管理になります。
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株式会社フーモア
担当:井本洋平
TEL/03-6228-4310 MAIL/info@whomor.com