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ノーコードが内製化に最適である理由

こんにちは、NoCode Ninjaです。
前回記事で、「内製化」が注目される理由についてを紹介しました。
IT、ソフトウェアの進化により今最も内製化が有利な時代になっている、という内容でした。

・内製化による「現場ファースト」を実現しやすいのが現代
・ノーコードを活用することで、最も実現しやすい

現代のメリットを最大に活かしたやり方にすることで、社内の課題を最も理解している自社社員による内製化が最も実現しやすい時代になっている。
その結果、ランニングコストやコミュニケーション体制もベストな形を作ることができる。
今回はそんな内製化を、ノーコードで最適化することについての有用性を記事にしました。
ぜひご覧ください。


なぜ、内製化にノーコード?

プログラミング(コーディング)しない

プログラミング(コーディング)をしないことで、ITへのハードル低下=実現可能性の高さを存分に活かすことができます。
プログラミング言語を学習することが目的ではなく、ITリテラシーを養い、自社の課題解決や最適化に繋げることが目的のため、ソースコードの書きミスや無用なエラーを気にせずに進められます。

環境構築が不要

通常ですと、アプリケーションやシステム構築の入り口に環境構築が必要となります。
これが不要となるため、相当な工数削減が見込めます。
上記のように、目的に直結したリソースの使い方となるため、有用性が高いメリットが得られます。

プログラミング以上にコストを下げられる

現在運用にかかっているコストがシステム外注費であっても完全アナログ=人件費であっても、ノーコードでの内製化により各種コストを下げられます。
 ①習得コスト低下
 →プログラミングに比べ、おおよそ3分の1以上
 ②ITリテラシー向上による、コミュニケーションコスト低下
 →オンラインをより効率的に活用するなど、社内風習の変化が見込める
 ③中長期的な運用コスト低下
 →自社でできることが時系列に比例して増えていくため、中長期的には相当な運用コストの見直しを図れる

社員が、日常業務をしながら無理なく学習できる

技術的ハードルが従来に比べて限りなく低いため、日常業務をしながら研修受講でスキル習得が可能です。
自社の課題を最も理解しているのは現場の社員のため、学習しながらインスピレーションを促すことが期待できます。

コミュニケーションが円滑になる

ITリテラシー習得に集中できるので、リテラシー向上による円滑なコミュニケーションが大きなメリットになります。
社内エンジニアが既にいる場合も、システムへの理解前提で話が進められるので非常にスムーズな体制への変化が見込めます。

活用した事例

弊社NoCodeCampでの事例が、数多くあります。

詳細は上記ページ内に記載されていますので、ここでは大きく分けて紹介します。

①ノーコードツールBubbleを活用した、新規事業MVP〜本番運用開発

ノーコードツール「Bubble」

ノーコードの中でも最もパワフルなツールの一つ「Bubble」。
学習コストがノーコードの中ではややかかる方ではありますが、身につけることでITリテラシーの向上、質の高い新規事業MVP開発〜堅実な運用が可能などメリットが非常に多いです。
数十万ユーザーを抱えての運用実績も見られるため、挙動も安心です。
センサーを活用したデータ収集管理システムをノーコードで構築したり、ブログコンテンツにゲーミング性(ユーザーが動かせるシステムを導入したブログ)を導入するなどの事例を生み出しています。

②ノーコードツールAdaloを活用した、新規事業立案〜MVP開発

ノーコードツール「Adalo」

こちらはBubbleに比べ、できることに限りがありますがノーコードのメリットであるスピードを生かすことが可能です。
新規事業と特に相性が良く、一度スキルを身につけることで複数の新規事業を回しやすくなる(検証しやすくなる)メリットがあります。
ユーザー数が10,000を超える運用には向かないので、あくまで検証〜初期の運用に留めた想定をしておく必要があります。

③複数のノーコードツールを活用した、DX内製化実現

ノーコードツール「Airtable」
ツールを接続するツール「Make」

こちらは各社の要件にあった、どのツールがベストなのか?を一から洗い出して組み立てる事例です。
業務の洗い出しからなので、最もヘビーかつ難易度が高いものです。
独自の社内システムを作ることが前提なので、大きな成果は見込めるものの、特にツール選定までの工数が多くかかります。
複数ツールを組み合わせる場合も、それぞれで学習が必要であるケースも多く、内製化に向けたコストは最も大きなものになる傾向が強いです。

学習内容、学習コストはどれくらい?

ツールによりやや異なりますが、必要な学習の基本的内容は以下です。

①構築画面、機能を把握

構築画面

②動作を確認し、挙動をつける

動作は文章のように作成可能

③データベースへの理解

設計から始めます

④サンプルアプリ作成

まずは作ってみる、を実践します

⑤変数やパラメーター、条件分岐など、一歩進んだ技術

条件を指定した動作、一時的な値設定など

⑥APIやバックエンド、セキュリティなどの応用編

より自由度を高めつつ、本番運用に備えます

全て自前で身につけるにはハードですが、研修のような体系だった学習であれば、30時間以内に収まるイメージです。
従来のプログラミングから考えると圧倒的に少ない学習時間であり、期間を2ヶ月程度に抑えることができます。

ノーコード研修を取り入れてみませんか?

NoCodeCampは、2020年4月よりノーコードの専門家として500以上のアプリ作成実績、研修実施などを進めてきました。

・社員がノーコードを習得し、自分たちで作れる
・ITリテラシー向上により、社員が自らITを取り入れて活用できる
・外注エンジニアとの会話がワンランク上がることにより、より強固な組織体制を形成できる
・作ったアプリやシステムを、自分たちで運用保守できる

のように、新しい体制を無理のないコストで形成できます。

ノーコードは現在最も「人に優しい」IT技術。
非常に高いポテンシャルを秘めており、IT導入やDXについて課題を抱えている日本中の企業に対して、内製化という風穴を開けることができると強く感じています。

まずは以下より、お気軽にお問い合わせください。

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森岡修一
日本のIT人材不足を解消するためにも、NoCodeを本気で広めたいと思っています。 是非サポートお願いします!