全ての対象が自動化から逃げられないとすると…

こうしたポスト工業化社会の経済は、新しい仕事を発明することが個々人の仕事(の一部)になる一方、その新しい仕事もそのうちロボットの反復作業になっていくことで、ずっと拡張し続けるだろう。今後数年でロボット運転の車やトラックが当たり前になり、トラック運転手は新たな仕事として経路の最適化や、交通アルゴリズムを調整してエネルギー消費や時間配分を最適化する業務に従事することになるだろう。ロボットを使った手術が日常的に行なわれるようになると、より複雑になったマシンを殺菌する新たな医学的手法が必要とされるようになるだろう。自分の行動のすべてを自動的にトラッキングすることが日常化すると、そのデータを解釈するのを助けてくれる、プロのアナリストという職業が出てくるだろう。そして当然ながら、あなたの個人用ロボットが日々稼働できるように面倒を見てくれる、ロボットシッターという職業が必要となるだろう。そうした新しい職業も、いずれはオートメーションで代替されていく。

ケヴィン・ケリー 『〈インターネット〉の次に来るもの 未来を決める12の法則』


自動化できるものは徹底的に自動化に近づける。そして、新たな仕事を探求する。試行錯誤で見つけた仕事もいつかは自動化することになる。

仕事の創造と自動化のイタチごっこを楽しむしかないのかも。


𐀪𐁑𖠋𐀪𖦔𖠋♨︎☀︎☁︎☔︎⚡︎❄︎⭐︎ いつもお布施ありがとうございます!⭐︎❄︎⚡︎☔︎☁︎☀︎♨︎𐀪𐁑𖠋𐀪𖦔𖠋

ここから先は

0字

¥ 100

この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?