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ガラスの壁
彼には 『ガラスの壁』という境界線が存在する。それは毎日、知らず知らずのうちに至る所に自然に発生していて、彼はその壁の内側で生活の全てを行っている。
その壁の外側が見えないわけではない。壁は透明なガラスで出来ており、彼が目を向ければ十分に壁の向こう側を見渡すことができる。
だが、とても不思議なことに、彼はそのガラスの壁の存在を知らない。自分の生活の範囲が、そのガラスの壁の内側で終始していることに全く気づいていないのだ。
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