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三円の優しさ

いつからかはわからないけど、コンビニのお兄さん?おじさん?まぁ私のパパよりは若いくらいの人がなんだか大事な存在になり始めた。

多分その人は私が中学生の頃からそのコンビニで働いている。その人はとっても丁寧な人だ。

「おはようございます」「ありがとうございます」

とても綺麗な声で、ひとりひとりに対して丁寧に接する。私はその接客が大好きで。お兄さんの性格から滲み出る優しさが大好きだ。

別にそれ以上の言葉はないけど、そこに全ての愛が詰まってる。そして滲み出るあの笑顔。素敵すぎる。

大学四年生になってからバイト前、その駅を使う日はそのコンビニに入るようになった。お兄さんに元気をもらうためにね。

毎回買い物をすると、レジ袋に入れてくれる。
珍しいコンビニだな、としか思ってなかったけど、一回だけレジ打ちがそのお兄さんじゃない日があった。

その日は商品をそのまま渡された。

あぁ、今まではお兄さんの優しさだったんだ、ありがとうお兄さん、って泣きそうになった。
ちょうどメンタルが崩れていたし、お兄さんの優しさに沁みた。沁みた。

多分初めて出会った頃は中学生の不登校の時期で。
たまに遅刻して学校行く前にコンビニに入ってた。
その人はその頃からいて、その頃も支えられていた。
そして今も支えられている。
ありがとうお兄さん。

貴方みたいな人になります。
どれだけ時間がかかるかわからないけどね!笑

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