日本人唯一のF1ドライバー 角田裕毅選手
この記事は豆腐現役板 Advent Calendar 2024の12/08(日)のものです。
はじめに
皆さんはF1,F-1(エフワン)というものを知っているだろうか。M-1とかR-1ではない。F1だ。F1はFIA Formula One World Championshipの略でFormula One(フォーミュラーワン)ともいわれる。これはFIA(国際自動車連盟)が開催し、HONDA、メルセデスAMG、フェラーリ、ルノーといった名立たる自動車メーカーが参戦するモータースポーツの最高峰だ。そこで走るドライバーは世界中でたった20名しかいない。
そのうちの1人、Visa Cash App RB Formula One Team(通称RB、VCARB)より参戦するのが、日本人の角田裕毅選手だ。2021年より参戦、今年で4年目を迎える。誰?と思う方が多いだろう。しかしInstagramのフォロワーは日本人男性スポーツ選手の中で大谷翔平選手に次ぐ2位と、世界的に有名で注目されている人なのだ。今回は豆腐アドカレということで、豆腐生の注目が高いこの場を借りて、角田裕毅選手の紹介をしようと思う。お付き合いのほどよろしく頼む。
それと「今読んでる記事書いたの誰だよ?」と思った方も多いと思うが、自己紹介云々は最初に枠を抑えていた12/11(水)でまとめて行う予定であるので、そちらの方も当日読んでくれればと思う。
角田裕毅選手のプロフィール
出身地:神奈川県相模原市
生年月日:2000年5月24日(24歳)
3レター表記:TSU
カーナンバー(F1):22
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(Motorsportより)
F1への道
カート時代
もちろん、最初からF1で走れるわけではない。サッカーのように最高峰のJ1に始まり、J2,J3,J4...といったような下位カテゴリーがモータースポーツの世界にもある。まずモータースポーツの世界に入るには、基本カート(遊園地などでみるゴーカートみたいなもの)からキャリアを始めることが多い。角田選手は4歳のときからカートを始め、10歳の時、国内のレーシングカートの最高峰の全日本カート選手権に出場し、2013年にチャンピオンになる。
国内フォーミュラー時代
15歳の時、フォーミュラカーに乗り始めた。フォーミュラカーというのは、F1マシンのように車輪とドライバーが剥き出しになっているマシンのことだ。そして2016年、FIA-F4に参戦を始める。2018年まで参戦し、最終年ではポールポジション9回・優勝7回を記録し同シリーズのチャンピオンに輝いた。
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(auto sportより)
FIA-F3, FIA-F2
2019年はFIA-F3へ参戦する。F1,F2に準ずるシリーズだ。角田選手は優勝1回、2位1回、3位3回を記録し9位でシーズンを終えた。3度の表彰台が評価され、角田選手は翌年からはF1直下のカテゴリー、FIA-F2で戦うことになった。
2020年FIA-F2に参戦。優勝3回、2位3回、3位1回の好成績でシリーズ3位となり、F2の最優秀新人賞である「アントワープ・ヌベール賞」を受賞した。また、FIA管轄全カテゴリーの新人ドライバーを対象とした「FIAルーキー・オブ・ザ・イヤー」を日本人として初めて受賞した。
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(motorsportより)
F1参戦
2021~2023
ついに2021年角田選手はモータースポーツの最高峰、F1で出走することとなる。チームはScuderia Alpha Tauri(スクーデリア・アルファタウリ)。
そしてF1デビュー戦の2021年バーレーングランプリ。予選では13番手でスタート、決勝ではオーバーテイクショーを見せ、見事デビュー戦で9位入賞(入賞は10位以上)。初出場初入賞は史上65人目。
最終戦の2021年アブダビグランプリは、戦略が功を奏し表彰台目前の4位でフィニッシュ。1年目は入賞7回、32ポイント獲得でランキングは14位と、この年の新人ドライバーの中では1番高い結果となった。
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(Wikipediaより)
次の年、2022年も引き続きアルファタウリから参戦。この年のマシンは戦闘力が他チーム、そして去年と比べて非常に低く、シーズンを通じて下位に沈むことが多かった。
シーズン開幕戦を去年に引き続き入賞するものの、中盤戦はノーポイントが多くなり、最終的に入賞4回、12ポイントでランキングは17位と前年を下回る結果となった。
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(Wikipediaより)
2023年、チームは変わらずアルファタウリ。
この年のマシンは、出場している中で一番遅いマシンと言われ、苦戦が予想されたが開幕戦と第2戦を入賞目前の11位で完走する。
そして第3戦、第4戦10位フィニッシュと連続入賞を果たす。
第18戦アメリカグランプリでは8位でフィニッシュし、レース中1番速く周回したドライバーに記録されるファステストラップも記録。
最終的に入賞6回、17ポイントでランキングは14位となった。
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69背bbで(Wikipediaより)
2024
そして今年の2024年、アルファタウリから名前が変わったVisa Cash App RB Formula One Team(通称RB、VCARB)から参戦。
今年のマシンは親チームのレッドブルから一部のパーツを購入したこともあり、中段勢トップクラスのマシンとなる。
中盤はマシンのアップデートの失敗などもあり、足踏みする期間もあったが2024/12/08時点で30ポイントでランキングは自己最高の12位と大きく躍進した。
そして第21戦ブラジルグランプリでは予選は自己最高となる3位となり、決勝でも7位につける。
そして公開日の今日(12/8)の23時より行われる最終戦アブダビグランプリでは、予選で11位に付けている。決勝での入賞圏内への追い上げに期待しよう。
12/9追記:予選11番手からの角田選手はスタートで出遅れ大きく順位を下げるものの、他者のリタイアやペナルティーで入賞圏内目前を走行、最終的に12位で最終戦フィニッシュとなった。
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(Wikipediaより)
2025
2024年の第9戦カナダグランプリで、角田選手は2025年もRBに残留する事を正式に発表した。順調に行けば2025年シーズンの第9戦スペインGPで、日本人の歴代F1ドライバーの最多出走記録である95戦を塗り替える快挙となる。
また最近は上位チームであるRed bull RACINGへの移籍の機運が高まっており、X(旧Twitter)上で「#YukiToRedBull」というハッシュタグが作られ、日本だけではなく海外からも拡散されている。Red Bullは最終戦終了後に、来年のドライバーを決定するとされており、そこで移籍が決まれば日本人初の上位チームでドライブすることになる。
おわりに
今日の豆腐アドカレでは日本人はあまり知らない、日本人唯一のF1ドライバー角田裕毅選手について紹介させてもらった。感想は書かなくていいので、角田選手について記憶の片隅に留めておいてくれるととても嬉しい。
角田選手は来年もF1に参戦する。是非我々日本人で角田裕毅選手を応援しF1を盛り上げていこうではないか!
あとがき
今回この記事を書くにあたって「note」を初めて利用した。特徴としては、全ての要素をビジュアルエディターで書くので、エディターの知識が薄い人でも簡単に書くことができるので、初心者にはとてもいいサービスだと思った。またnoteのビジュアルエディターはとても簡単に操作でき、操作時のストレスが少ない。
しかし文字の大きさは見出しでのみしか変えられず、色も変えられないし斜字・アンダーラインもないのが残念な点である。やっぱwikiwiki最高!
あとは記事を公開すると誰でも見られるようになり、制限を付けられないという点か。加えて誤字・文法誤り検出機能も無く、公開前にMicrosoft WordかGoogle ドキュメントにコピーしチェックするのがいいと思う。
noteは自由な創作がおこなえるプラットフォームです。
自分の投稿を多くのひとにとどけませんか?
上記がnoteのキャッチコピーらしい。簡易的な文章を書いて、他の人とつながるという目的においては、敷居が低い仕様になっているのでやはり対象がそういう層なのだろう。という見解を述べさせてもらったところで終わろうと思う。ここまで読んでくれて、とてもうれしく思う。
次回の豆腐アドカレは、"かのんです"さんの記事です!よろしくお願いします!