平成XX年研修73日目(晴→夜、雨)
今、切実に思うのはもっと話をしたい、ということです。同期のメンバーや研修所の教官たち、そして授業を教えに来てくれる教官たちと思うことについて話したいです。授業ではどうしても受け身になってしまうので話に共感できることは頷くとかコミュニケーションはある程度とれますが、自分はこう思う、というのとを伝えることができないことがつらいです。ただ反発するというのではなく、相手の話は素直に受け入れた上での考えなども思いつくことがあります。それは、現場で数年やった上で思ったこととしていつかどこかで話せればということにします。
この基礎科の仲間の前で例えば自己紹介であったり、少年に伝えたい想い、なぜ自分は法務教官になったか、というようなこと、何でもいいのですが、30分とか話をするという時間があったらと思いました。これに関してはみんながどんな考えをしているのかという内容に興味があるというより、人の前で数10分話をする練習としてあったらと思いました。何10個もの目で見られるということ、眠くならない話をするコツ、目の前で話をしているのに眠られたときの気持ちはどんなか感じるなどもメリットもあると思うのです。75日間という限られた時間で教官たちも伝えたいことはあるが時間がないと思っておられる状況で無理だとも思いますが。
自分の想いがただの空想、絵空事、ではないというのは現場で働いた上でないと分からないので現在は今すぐ働きたい気分です。
この1週間の授業は術科やテストより大事だと思います。吸収できるものをたくさん得て帰ります。もちろん仲間と練習した査閲も大切でしたが。