☆2024.8.20 水瓶座満月のあなたへ☆

🌝水瓶座満月 keyword
――― 抉出する / 仄暗さを打ち砕く / 再生 ―――

水瓶座で満月です
水瓶座のkeywordは
「I know /わたしは知っている」

これは知識だけではなく
心から知っている
という意味
知能を外側から得た情報を集積したもの
とするならば
水瓶座が言う 知っている は
【心から 内側から 昔から ずっと変わらず知っている 当たり前のように 磁石がくっつくように惹かれるもの 】
という意味だと わたしは解釈しています
最先端の技術の結晶のはじまりが とある科学者の子供のような興味からはじまるように 止めようのない迸るエネルギーのようなもの…

…当然導かれるもの
胸が光り 温かになり  脳にある情報が全精力でパチパチ弾けて元気になるようなもの…

そういうものに出会う
とか
もう出会っているなら そうある自分を思い切り赦す
とか

そんな満月になりそうです
開花することを赦すと あなただけに留まらず周りも巻き込んでゆきます
見える世界は変わります
自分は何を見ていたの？と思うくらい変わります

眠っている天才性が発芽するのに必要なものは

あなたの気づき

です
「あ、昔から知っていたわ」
と あなたが見出すだけなんです

自分の純粋性を許容し 生きること
それはある時には 酷く傷つく結果を招くこともあります
当然のように導かれるように出会った本当のわたし
を 裏切らずにやり通すことは 様々なモノに晒されながら生きる という道を同時に開きます
面白いですよね
傷ついたら傷ついたなー
と思えば良いんです
痛いわね～
って知ってるならケアしたら良い
自身に目が開いているあなたは ニンゲン以外のものたちにも心を開くことができます 助けをお願いしたり チカラを貸してもらうこともできます 孤独は去りますね
本来のあなたの芽吹き 芽吹いたあなたで生きることは
痛みと共にあるものかも知れない
ということを覚えておいて下さい
けれど計り知れない豊かさや優しさに目が開かれてゆきます

痛みは何れ 寛容や慈愛へと力の向きを変えてゆきます
心や目を開いた仲間  信頼を表現し続ける動物たち ニンゲン以外の崇高な存在 などから限りない許容を受ける度に痛みは薄れ 寛容や慈愛となってゆきます
謙虚になり 力強く輝きはじめます
シンプルで素朴で賢さを兼ね備え
優しい
このような「力の変身」を水瓶座は何処か実験のように捉えます
感じながら生きることは 全てを取り込み変えてゆく力にすら出来る ということなんです
こういう力動の変化
それはもしかすると今すぐに評価されるものからはかけ離れているかも知れないし 喧騒から遠く離れるようで寂しさを覚えることかも知れません

でも あなたに戻っている

ということを忘れないで下さい

素敵な満月です

素朴な好奇心 明快な興味 コントロールされる以前の明晰性
これらは
信じるとか信じないとか
証明するとかしないとか
評価されるとか貶されるとか
外からの目には一切動じません
革新的 変化 革命
など 常に前へ前へ新しく…進化と結びつけられやすい水瓶座ですが
「目指すビジョンもなしにどうやって進化を果たすのか？革新的な思考を提示出来るのか？誰にとっても自由を齎すモノは一体何だ？大事なモノは一体何だ？」

行きあたる答えは

「それぞれの奥深さを見つめ合う  見つめ合えた時におきる感動を力に」

ということだと思います

進化の裏には「人」や「突き動かされる衝動」「忘れえない感動と感情」があります
技術だって一緒です
力動なしに進化はありません
ビジョンなしには目的地は見つからないのと同じです
人生のデザインの美しさ 経路を牽引したり開いたりするのは あなたの天才性です
あなたがあなたを導いてくれます
あなたがあなたであることを許すだけ

この満月のkeywordは
――― 抉出 / 仄暗さを打ち砕く/ 再生 ―――
です

破壊的な側面もあります
己の中身に手を突っ込んで 芯の部分を取り出してみせる
ような 激しさとつめたさも持っています
取り出したものを見つめ その内に眠り燻る炎を見つける
その炎は躍動しており 脆弱さを焼き 憂いには温かさを運んできます

それをする必要があるからするのでしょう

決意が必要なことがある
と今あなたが感じているのなら この満月は力を与えてくれます

耐えることのない炎 慈愛を湛えトロリと燃える柔らかな火
竈にあり絶えない火は「続けるための火」です
あなたが今 決意を求めているのは きっと あなたがあなたを続けてゆくための決意 
ここでゆったりと一度力を抜いて 温まって 滋養も愛も受けて 静かに決意をみなぎらせてゆきましょう

あなたがあなたに誠実であればあるほど
何が自分を導いてゆくのか しっかりとした軸が出来上がります
弱っているならそれでも構わないんです
嫌なことがあるならそれでも構わないんです
その裏側にちゃんと賢い目をした純粋なあなたが佇んでいます

痛みや弱っている気持ちや評価に隠された裏にいる 昔から知っている 古い魂のあなた
この満月の光は その人格にスポットを当てています

今のあなたがあなたから遠ざかるのは 破壊的なように思えるかもしれないけれど
嘘という霧みたいなベールを切り裂いて 向こう側にいる自分と同化するには それくらいの勢いも必要かもしれない
仄暗さは「知らなさ/無知」の表現です
明るさは「知っている」の表現です

どちらをあなたの道とするか
そして
どちらがあってもそれらを結合して ひとつにして行くのか

これからすごく興味深い 未来的な展望が開けてきます
出来事は予測を超えてゆきます 予測が無意味になった世界で あなたは何を頼りにするでしょう？
予測は期待や恐れを呼び込む原因であることもあります
期待や恐れは過去にしがみついた情報のプレッシャーに過ぎません
あたらしくなるほうへ
目を覚ますほうへ
あなたがあなたであるほうへ

どれほど あなたの優しさや天才性や癒しや強さを表現することを恐れていたか…

と思うシーンも増えるでしょう

様々に人々は行方を選び始めます
てんでばらばらに ある意味自由に
良い悪いはさておき 個人的な好き嫌いもさておき
自由の門は開かれます
どの道を選んでも というのは 裁かれない という意味で自由なんです
裁きに慣れてきたわたしたちは ここからどんな道をゆくのでしょう
胸の真ん中で眠っている 真っ直ぐにこちらを見つめる恐ろしい程に澄んだ瞳の古い魂が抉出したなら 行方は自ずと決まるでしょう
導かれることを許す
と言うと何だか怪しげな文言に聞こえてしまうかも知れませんね
許すことは強さであり 強度であり しなやかさです 
裁きは脆弱さであり憐憫であり無知です

どちらも持ち合わせて 体験し尽くしたわたしたち
行方を思いやるニンゲンが 自分で自分の未来を楽しみにできるニンゲンがどれくらいいるか 無知や無意識の暴力からの脱却を決意する瀬戸際 際の際の満月

あなたを導くものと同化する満月となりますように

親愛なる友へ
幸いあれ。

星言葉紡ぎ屋 白い魔法使い