常識について考える
ごきげんよう。
常に情報のアップデートをしていたい
しろひつじです。
「常識のあることをして!」
わたし、いい大人になってるのですが、母にこう叱られました。
何について言われたかは置いといて
(置いとくんかい!)
『常識』ってなんだよって思ったので、それについて書こうと思います。
改めて『常識』ってなんでしょう?
「その時に世間で広く受け入れられている考え」って感じですかね。
じゃ聞きます。
「常識って、正しいんですか?」
(ちょっと怒りモード入ってますね)
絶対正しいとは言えないんじゃないか、と思います。
世の中も変化しますし、新しく分かってくることもありますし。昔の常識をずっと引きずっていては、良くないこともあるでしょう。
例えば昔、子どもが校庭でひざをすりむいて、保健室に行ったら、洗った後「赤チン」を塗られていました。ひざを染め、ケガをしたことが誰にでも分かる、とても目を引く赤い消毒液です。
「ひざをすりむいたら赤チンを塗る」は、疑う人がいないくらい、その当時の常識だったかと思います。
その後、赤くない消毒液が出来て、いつからか、赤チンは塗られなくなりました。その成分に水銀が含まれていて、今は製造もされていないそうです。保健室に行った子は、今度は透明の消毒液を振りかけられることになりました。傷に消毒液はかなりしみます。ブワーと白く泡立って、消毒してる感はかなりあります。子どもたちは「これで悪いばい菌をやっつけてるんだ」と自分に言い聞かせて痛みに堪えるのでした。
「ひざをすりむいたらしっかり消毒して、乾かす」がその頃の常識となりました。
今はどうでしょう?
保健室ではどう処置しているのでしょう?
水できれいに砂などが除かれたのなら、過度な消毒はかえってしないほうがいいとさえ言われています。それは皮膚を再生しようとする良いものまで殺してしまうから。
その上「湿潤療法」といって、乾燥させずに湿潤を保った方が、早くきれいに治るという治療法もあります。今はこれが主流なのではないでしょうか。
常識なんて、そんなもんです。
今の当たり前が、のちの非常識にだってなるのです。
大事なのは、勇気をもってアップデートできることだと思います。
保健室の先生は、どのタイミングで赤チンから白い消毒液に変え、いつからその消毒液をあまり使わなくなったのでしょう?
もしかして、まだ消毒しまくっている所もある?新しい情報を取りにいかないと、そんなことも続いていくのかもしれませんね。
これまでの自分の行いを否定するのは、かなりキツイと思いますが、より良いということならば、変える勇気を持った方がいいのでは?
ま、その情報も、いつかまた違うことに書き換えられる日がくるかも知れませんけどね。
わたしも、常に何が正しいのかを求め、しなやかに対応できる、柔軟な頭でいたいです。
今日はここまで。
読んでくださってありがとうございました。
皆さまが、時代の変化に軽やかについていけますように!
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