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自己分析から理想の姿を描く

みなさん、「理想の姿」描けてますか?
どんな社会人になりたいか、
そのためにどんな仕事をしたいか、どんな企業に勤めたいか
どんな働き方をしたいか
社会人になった後も、5年後どうなりたいか、10年度どうなりたいか、
ライフプランを迎える際、迎えた後どうなりたいか

なかなか、機会が与えられないと考えることがなく
いざ機会を与えられてもなんとなく現実味がなかったり。

私も「自己分析」って、性格診断から適職が導かれ
そこに現実味を感じず、なんだか占いみたい。。。と
有効性を感じていませんでした。
それゆえ、社会人になった後、私ってこういう人生でよいのかな?
かといってこれからなりたいもの、やりたいことなんてわかんない。
と自分自身の中途半端さから、自己効力感や充実感を下げてしまう結果に。

現在、子育てをしながら仕事をする身ですが、
仕事の量が多くて、子育てに十分な時間が割けない!
とはいえ、子育て中だからこの仕事は与えられない、と言われるのは嫌だ!
と矛盾を抱え、私はいったいどうしたいのだ!?とモヤモヤした思いを紙に書いてみました。

これが、私の「自己分析」の始まりです。御年35歳。

私が実際に行った自己分析は下記の3つです。
1:キャリアの棚卸
2:違和感を書いてみる
3:will.can.mustを書いてみる

実際は「2:違和感を書いてみる」からやったのですが、
「自己分析の手法」としておすすめの順序で記載しました。
どれも専用のツールなどは使わず、真っ白な紙さえあればできます。

キャリアの棚卸し

キャリアの棚卸しから、好き、楽しいを探す。
単純に学生時代、社会人の業務経験を時系列で書き出していきます。
私の場合は高校生時代から書いてみました。
学生時代は印象に残ったできごと(私の場合は学校行事でした)
社会人の業務経験は担当業務を書き出します(時系列で)
それらを、今、思い返してみて「好き、楽しい、わくわくする」気持ちになるものに☆をつけます。

→私は、「子供、女性、次世代、チーム一丸、学ぶ/教える」に関連することが好きだということがわかりました。

違和感を書いてみる

抽象的な言葉を、具体的にし、
なぜなぜを繰り返し掘り下げることで
違和感の正体を探る

今モヤモヤしてる気持ちを何も考えず書いてみます。
その中に抽象的な言葉があれば、より具体的、明確にしてみます。
間違っても良いので、これかも!?と思う言葉に変換してみたり、書き加えたりしてみます。
しっくり来なければ再考する。とにかく頭の中だけで考えるのではなく、書きます。
そして、その気持ち、その事象はなぜ起きてるいのかを書きます。それはなぜ?それはなぜ?と繰り返し自分に問います。
最後に、どうだったら違和感がなくなるのか書いてみる。

→私は、「迷惑をかけたくない、誠実、チーム力」を大切にしていることがわかりました。

※自己分析とは少し異なりますが、この書き出しは、「納得できていないことを自分に腹落ちさせる」ことにも有効で、仕事に疑問を感じたとき一度この考え方で頭と気持ちを整理しています。
また、この書き出しにより、自分が嫌うこともわかりました。
これにより、今後こういう人(事)と対峙したときはスルーしよう、と
「する、しないの判断」「重きの置き具合の判断」ができるようになりました。

will.can.mustを書いてみる

will(なりたい姿、やりたいこと)、can(できること)、must(期待されていること)を書き出します。

1:canを書き出す
 学生時代の経験、社会人としての業務経験から身についたスキル、努力して達成できたことを書き出す。
 さらに、その中から「好き、楽しい、わくわくする」気持ちになるものに〇をつける

2:mustを書き出す
mustは仕事、家族、社会の3つの切り口で考えると整理しやすい。
仕事は、上司、同僚、部下あるいは会社の人材開発計画として期待されていること。
家族は、両親、夫、子供、親戚から期待されていること。働き方に関することが多いかもしれません。
社会は、自分の経験、スキル、性別、年齢などあらゆる切り口で社会のニーズや社会問題にマッチしていること。

3:willを描く
できること(can)と期待されること(must)から
自分がどうなりたいか(will)をじっくり考えてみる。
可能であれば、年齢やライフプランに合わせて
〇年後にこうなる、〇〇のタイミングでこうなる、など時間軸を加えると良し。

2年前に書いたノートを見返すと、
忘れてしまっていた価値観や決意があったりします。
定期的に見返し、書き加えたりすることで、
分析が掘り下げられ、具体化していきます。
そして「理想の姿」がより明確になっていきます。

さぁ!理想の姿を描くぞ!というよりは、
なんだかモヤモヤする、仕事に気持ちが入らない、など
ちょっとした気持ちの変化を感じた時こそ、ぜひやってみてください。
自ずと、理想の姿が描けるかもしれません。

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