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やっぱり営業力
◆伝えたいこと
かつての私は「営業マン」を辞めたかった。
「営業マン」離脱を果たして10年。
結局何をするにも「営業スキル」が必要だった。
私は本業で「営業部」に所属しています。
その中で売上管理や社員教育などを行っているのですが、
はじめは所謂「営業マン」でした。
「営業マン」が自分には向いていない、楽しめないということに気づき
「営業マン」離脱を思案しました。
結果、「営業マン」としてのやり辛さ、大変さを解消するための
アシスタントおよび内勤営業を提案し、アシスタントチームを作ることが認められました。
これで、私は「営業マン」離脱を果たすことができたのです。
あれから10年。
営業部の業務改善、課題解決、社員教育などの業務を行なってきましたが
「営業スキル」が何をするにおいても重要だということに気づきました。
たとえ「営業職」でなくても、どんな働き方であっても、
「働く」ことと「営業スキル」は切り離すことができないのです。
「営業スキル」とはどういったものなのでしょうか。
「営業スキル」とは、「〇〇を売る力」です。
最終的に顧客に〇〇を買ってもらうために
1、顧客の課題、ニーズを仮説する
2、顧客の課題を特定し、買ってもらうまでのプロセスを計画する
3、プロセスを進めるための顧客と効果的に対話する
>対話での達成目標を立てる
>顧客の思考スタイルを把握する
4、顧客のベネフィットをとらえた提案をする
5、確実かつ正確な契約を交わす
6、契約後のフォローを行う
「働く」ことと「営業スキル」が直結する例を見ていきます。
1、会社員として働く場合
①労使契約締結前:
雇われる、仕事を得るために、自身をPRします。
就職活動や転職活動ですね。
②労使契約締結後:
やりたい仕事を提案する
実績をアピールする
部下を育成する(部下に仕事を腹落ちさせる、これが営業スキルと共通します)
2、個人事業主、フリーランスとして働く場合
請負契約締結前:(1の①労使契約締結前と同じ)
請負契約締結後:(1の②労使契約締結後と同じ ※部下育成以外)
会社を立ち上げ社長となっても、仕事を得ないことには何も始まらないので、結局営業スキル。
日本は高校/大学卒業後すぐに就職することが一般的ですが、
学生時代からすでに「営業スキル」が必要なんですね。
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〇〇を売る
これは、自身が所属する会社の商品を売ることだけを指すのではなく
・自分自身を売る
・自分のやりたいことを売る
・自分の価値観を売る
ということであり、顧客に対し商品を売る、所謂「営業職」でなくても
・職場での担当業務を遂行する(実行案と実績を決裁者が承認する)
・業務指示をする(相手に腹落ちさせる)
・仕事の仲間を募る、関係者を巻き込む
すべて「営業スキル」をもっていないと果たせないのです。
「営業マン」離脱を果たした私ですが、
今の私は「営業スキル」を大切に育てなければならないと強く思っています。