Prism AoSを使う上で知っておきたいTips集

2023年8月12日 14:22

Prism , Advent of Thrones （以下 Prism AoSと表記）を使いはじめて、1月が経とうとしています。
魅力的な能力を持つFaB屈指の美人で、いまのお気に入りです。
相手ターンに効果を起動したり、複数のカードの効果が連続で誘発するのが特徴。その分、プレイ難度が高めで、思考や効果の説明に試合時間を消費しがちなHeroでもあります。（そのうえ、まだ出てから1ヶ月！）

もともとプレイに時間をかけがちな筆者ですが、効果を整理してTips形式でまとめました。これを読むことで、10試合中2〜3回発生する状況にもスムーズに対応できるはずです。

なお、筆者は旧Luminarisを使用したBlitzデッキでのみ、このヒーローを使用しています。あらかじめご了承ください。

Heroの効果

Prism AoSのサーチ効果

サーチ効果は、ターン中何回でも誘発する。
相手ターン中でも誘発する。
アクションフェイズ中にSoulに入れば誘発する。Heraldのヒット時効果でなくともよい。
Nameを参照しているため、Amnesiaの効果中にはサーチが誘発しない。
このサーチは山札からのみ行われるため、墓地はもちろん、手札やピッチにある場合も対象にできない。
サーチ先にしたいFigmentが手札にある場合、相手ターン中にリソースとして支払うことで次の自ターンで使用できる。このとき、胴の効果をInstantタイミングで空打ちできることを覚えておくこと。
サーチ効果は空打ち可能。対象不適正となるが、サーチ後のシャッフルを目当てにするなら価値がある。

Prism AoSの反転効果

反転できるのはターン中1回のみ。相手エンド前と自分アクションフェイズと、二連続で反転させることは可能。
反転はInstantタイミングで行われる。
相手ターン中にも発動できるので、相手のARに対して、ダメージを軽減させる目的で反転させることもできる。（実質的に4点DR）

装備の効果

Luminaris

During your action phase, Illusionist auras you control are weapons with 1 and "Once per Turn Action - 0: Attack"　While there is a card with a yellow color strip in your pitch zone, Illusionist attacks you control have go again.

攻撃宣言後、ARのタイミングで黄色をPitchに送っても、GoAgainは付与される。（攻撃→胴起動→GoAgain付きオーラ連打）
FigmentはAuraではないため、1点のAttackにはならない
黄色がPitchになくても、Auraで1点のAttackは可能。（手札が空でも、即ターンを返さないようにね！）

Halo of Illumination

発動はInstantタイミング。
相手ターン中に1リソース+Heraldで、4点DRとして機能する。（Figment登場効果でShieldを出せば4+1点！）

Empyrean Rapture

If a card with Herald in its name has been put into your hero's soul during your turn, the first hero ability you activate that turn costs {r}{r} less to activate. Once per Turn Instant -- {r}: This gets ward 1 until end of turn. (If your hero would be dealt damage, destroy this to prevent 1 of that damage.)

your turnを範囲とすることに注意！

Genesisの効果で軽減できる
Halo of Illuminationを相手ターンで起動しても軽減できない

黄色をピッチに送るために、効果を起動できる
詰めのターンで1点防御として機能する

天使の基本効果

天使はHPが4のAllyであるとともに、Ward4 を持っている。そのため、

Hit時効果を誘発させるタネになる
本体にダメージが貫通すると、自動的に割れる

という弱点がある。
特に、4点の攻撃に対して3点でブロックしたようなケースでは、天使が割れることにより7点を支払うことになる。
連撃により天使が割れることが予想されるなら、表現価値を落とさないタイミングで意図的にWord4を使い切りたい。

カードの効果

Herald of 〜

Herald と名のつくカードは、共通して以下の効果を持っている。

If Herald of Tenacity hits, put it into your hero's soul. (Put this card face up under your hero card.)

これらはキーワード能力ではないが、DTDまでのすべてのカードで例外なく記載されている。

Amnesiaの効果でNameが失われても、Hit時効果は誘発する（カード内テキストで自身のカード名を指す場合は、Erace Faceの効果を受けないため）。

Genesis

このカードの注意点は2つ。

効果はスタートフェイズに解決する
どのカードでもSoulに入るが、追加効果はClassやtalentを参照する

下記はその具体例だ。

Erace Faceの効果中もSoulに入れられるが、ドローも、Spectral Shieldの生成もされない。
スタートフェイズ中の行動では、相手に優先権が発生しない。そのため、スタックでFrostbiteを出したり、Arcane Damageが飛んでくることはない。
Valda のドロー時効果は誘発しない。アクションフェイズ中のみ誘発するため。
Genesisの効果でHerald と名のつくカードをSoulに入れても、Figmentをサーチできない。Prism AoSの効果はアクションフェイズ中のみ誘発するため。
胴の効果はYour turnを参照するため、Figmentの反転コストは軽減される。
Genesisが複数枚重なったとき、それぞれを順番に解決する。そのため、スタートフェイズ開始時の手札が1枚であっても、1枚目のGenesisの効果で引いた2枚目のGenesisのコストに充ててよい。

さいごに

自分自身、普段のArmoryに参加するなかで、知らない効果を教わったり誤った解釈をご指摘いただく機会に恵まれた。
この記事のTipsのいくつかも、そうして学んだ効果を複数掲載させて頂いている。
この場を借りて感謝を伝えます。

また、私自身手探りで調べている状況です。もしこの記事に誤りなどございましたら、どうぞお気軽に @yudash_fab までご連絡ください。