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母の日のケン・リュウさん「紙の動物園」

私がまだシンクロニシティ(意味ある偶然性)という言葉も知らない7、8年前の話です。その日も5月の母の日でした。たまたま地元書店で購入して積読していたケン•リュウさんというプログラマー出身のアメリカの作家さんが書いた短編小説集「紙の動物園」(The Paper Menagerie)を寝る前に読みました。「母の日」だから狙って読んだわけでは決してなかったので、その内容に驚かされましたし、初読のとき、目頭が少し熱くなった記憶があります。

なぜこの作品を思い出したかといいますと、先週家族と連休を利用して遠出しまして、北海道十勝地方にある「DCT  garden IKEDA」というドリームズカムトゥルーのボーカル吉田美和さんの記念資料館に立ち寄りました。そちらには、北海道池田町ご出身の吉田美和さんご自身のおすすめ図書コーナーがあり、どんな本がお好きなのかなと、興味深く書籍のリストを眺めていきました。さすがグローバルに活躍されているアーティストの方だけあって、海外文学作品が多い(しかも非常に多国籍)のと、椋鳩十さんの全集があったのが、興味深いと思いました。

が…
私が既読の本、私の本棚にある本がなかなかないので、ちょっと残念に思ったところ…一冊だけありました!それが、このケン•リュウさんの「紙の動物園」でした。

30頁前後の作品なので、あえてこの作品については要約は書きませんが、再読してみて、あらためて、日本のような平和な国で生活できていること、そして「母」の無償の愛に感謝しなければと思いました。この本を再び引き寄せて下さった吉田美和さんにも感謝ですね。

本日も最後まで、私のブログをお読みいただきありがとうございました。



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