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滋賀県庁にて「性風俗と妊娠葛藤相談」に関する研修の講師を務めました

2025年2月1日(土)、滋賀県庁東館にて開催された、(一社)全国妊娠SOSネットワーク&にんしんSOS滋賀主催の『予期しない妊娠への相談対応研修~現場で役立つ知識を学ぶ~ アドバンス編』に、講師として登壇いたしました。

テーマは「性風俗と妊娠葛藤相談」

「性風俗と妊娠葛藤相談」というテーマで、「見えづらい性風俗産業の現状を知り、妊娠葛藤相談とのつながりを理解する」「性風俗で働く当事者の心情、抱えている課題を理解し、日々の現場での支援に活かす」ということを目標に、約90分間、講義を行わせて頂きました。

滋賀県内~全国各地から、86名の方が参加

滋賀県内~全国各地から、助産師・保健師・妊娠葛藤相談に関わる相談員・NPO・社会的養護に関わる職員・専門職・大学関係者などなど、幅広い職種・世代の方(合計86名)がご参加くださりました。

【図解】夜の世界ではたらく女性の背景にある社会課題

見えづらい・分かりづらい性風俗の世界の中で起こっている問題、その背景にある社会課題について、統計データや図解、当事者の心情や福祉とのつながり、時折クイズを交えながら、わかりやすく解説いたしました。

【図解】性風俗における妊娠リスクの高い行為
【図解】自助・共助・公助の観点から見た夜職の位置づけ
【図解】必要な支援のあり方
冒頭で「電車を間違えて大津駅ではなく大津京駅に着いてしまい、そこから県庁まで30分くらいかけて歩いてきました」と言ったら、会場がざわつきました笑。

90分間、熱心に聞いてくださり、ありがとうございました!

講義の中で、性風俗や売春(パパ活)に関する選択式のクイズ(滋賀県内で働いている風俗嬢の合計人数など)を全5問出題し、全問正解された方には豪華景品(新潟限定のカントリーマアム笹団子味)を用意していたのですが、全問正解者は86名中ゼロ、というまさかの結果に。問題が難しすぎたかな・・・と反省しました(汗)。

講義の合間~終了後も、多くの方々と交流できて、有意義な時間になりました。助産師や女性支援、社会的養護の現場で働かれている方々と意見交換することができ、私も大変勉強になりました。わざわざ拙著を持参してくださった方もおられて、嬉しかったです!

ご参加くださった皆様、主催の全国妊娠SOSネットワーク&にんしんSOS滋賀の皆様、ありがとうございました!

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⇒3月22日、「夜の世界と社会をつなぐ」をテーマにしたイベント・夜職サミットを池袋で開催します!


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