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セックスワークサミット2020オンライン『レズ風俗で働くわたしが、他人の人生に本気でぶつかってきた話』開催レポート(2020年7月10日)

2020年7月10日(金)19時~21時、セックスワークサミット2020オンライン『レズ風俗で働くわたしが、他人の人生に本気でぶつかってきた話』を開催いたしました。

サミット初のオンライン開催、風俗のお仕事をされている女性の方をはじめ、レズ風俗のユーザー、キャスト、医師、弁護士、福祉職、会社員、学生・院生、映像作家、写真家の方など、全国から合計27名の方がご参加くださりました。

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ゲストに対話型レズ風俗「Relieve」オーナー兼キャストの橘みつさんをお招きして、120分、参加者の方々との質疑応答を交えながら、たっぷりお話をお伺いしました。

本には書けなかった橘さんの過去のエピソードや貴重なお写真をスライドで紹介して頂きながら、

・対価を支払う・頂くからこそ、親身かつ安心できる関係性が築けることもある

・「役割という仮面を脱げる場所」「誰にでもなれる場所」としての夜の世界

・自己分析と対話の難しさ

・自分で理解していないことを相手に説明することのしんどさ

・人の悪意についていかない

・曖昧さのハンドリング

・風俗が風俗のままで社会とつながるためには

・・・などなど、様々な論点・話題で盛り上がりました。

参加者の方々からの率直な質問に、橘さんは真摯に、時にはユーモアを交えて回答してくださりました。

<参加者の感想>

本には書かれていなかった、ご本人の本質的な部分や人間性を垣間見ることができて、興味深くお話を伺いました。
性的な欲求と、それを表現する(求める)行為のバリエーションやグラデーションは本当に多様で、良い意味で曖昧で、だからこそドラマティックにもなり得るものなのだなと思いました。そして、それを経営としてコントロールする難しさもよく理解できました。
内在化された社会性から解放されて、心から裸になれる場所をみんなが持つことができたら、世界はもう少し優しくなるのかもしれないですね。
今のみつさんを作ってきた出会いや出来事、葛藤からの新たな試みなど、とても興味深い話ばかりでした。
色々な経験をし、様々な苦しみを知るからこそ出てくるみつさんの言葉は、飾りがなくリアルで、心にまっすぐ届きます。年代も境遇も環境も違う私ですが、不思議と重なる部分や共感できる部分が多々あり、自分のこととしても考えることができました。
あと話の中でも出てきた女性や障がい者の性については、まだまだオープンに語られる場が少ないので、こういった機会がもっと増えて、議論や理解が進むといいなとも感じました。
最後に、諸事情とああいう場に慣れていないこともあり、顔出しなし・発言なしの参加ですみませんでした。
お話ありがとうございました。想像よりも、みつさんが綺麗でびっくりしました。そしてバッサリ切り捨てるような語り口で、しかし、信念や愛を持って仕事について話してるお姿、かっこよかったです。全員の理解を得るのは難しい仕事かもしれません、お金の関係と割り切ると寂しく感じる人もいるのかもしれません、ただ、一つの選択肢として、少しずつ認知されていってほしいです。

その他にも、たくさんのご感想を頂きました。

最後は、参加者の皆様に、画面に本を出していただき、記念撮影。

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終了後の懇親会も含めて、終始和気あいあいとした雰囲気で進行することができました。

ご参加くださった皆様、ゲストの橘みつさん、ありがとうございました!

引き続き、今年のセックスワークサミットはオンラインで開催していく予定です。次回のサミットにも、ご期待ください!

今後の開催予定は、こちらのページをご覧ください。


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