ヨーロッパをめぐった旅 #2(イスタンブール観光~ザグレブ到着)
こんにちは!
アクセスありがとうございます!
今回は2023年6月のヨーロッパ旅行の第2弾を書いていきます!
全体の旅程、また前回の記事についてはこちらから見ることができます。
それでは早速、旅を振り返っていきます!
※文中に記載の各情報(交通費用・行き先・観光施設の料金/展示物など)は2023年6月時点のものであり、現在は変動/終了している場合があります
トルコについて
まず、今回訪れたトルコに関する基本情報です。
こうしてみると、イスタンブールは首都ではないんですよね。
とは言え、アンカラの人口が約500万人であることに対して、イスタンブールの人口は約1,400万人であることから、トルコの中では最大の都市です。
また、これは余談ですが、トルコ語は日本語と似ていると言われています。
今回トルコに降り立ってみて、至るところに書かれたトルコ語を見ましたが、何て書いてあるかまったくわかりませんでした!
(そりゃ、文法や一部の単語が似ているってだけで、そもそも単語の意味を知らなければわかるわけではないんだけども…)
トルコ入国
さて、空港に到着し、ここからどうするか調べることにしました。
「調べる」というのは、行きの飛行機の最終目的地がザグレブであり、私自身、初めてトランスファーの時間を利用しての観光でした。
このため、(恥ずかしながらも)乗り継ぎとして一時的な扱いで外に出られるのか、もしくは入国審査をパスして出られるのか不透明だったのです。。
結局、色々調べた中で入国ゲートに向かい、乗り継ぎまでの時間でイスタンブール市街地に行きたい旨を話したら通してくれました。
これでまずは無事にトルコに入国することができました。
観光ツアーへの参加
イスタンブール内はツアーに参加して観光する予定としていました。
この観光ツアーというのは、ターキッシュエアラインズが催行しているもの(touristanbul)であり、イスタンブールで国際便の乗り継ぎ時間が6時間~24時間ある場合は参加することができます(今回、私の場合は12時間以上あったので参加できました)。
到着時刻や乗り継ぎ時間に応じて、様々なコースに分かれており、受付時に最適なコースを紹介してくれます。
また、このツアーは、観光地までの移動(バス)や観光施設、さらに食事(朝食・昼食)までも無料というたいへんお得なものとなっています。
私も結局、このツアーの参加中は一度も財布を出すことがありませんでした。
ただし、観光中に買い物をしたり、昼食でアルコール飲料を飲む場合は個人で支払う必要があります。
また、道中でツアーメンバーとはぐれてしまうなどの事由によって個人で空港まで戻る必要が生じた場合も、空港までの交通費は自己負担となります。
ツアーへの参加は乗り継ぎ便が到着してから、イスタンブール空港内のターミナルにあるホテルデスクで申し込みます。
事前にインターネット等での参加予約はできません。
また、ターキッシュエアラインズが運航するフライトのみが対象となり、別の航空会社を利用してイスタンブールに到着した場合は利用できません。
6時半ごろにホテルデスクに到着し、申し込もうと思ったのですが、そのときは係員がおらず、しばし到着階のターミナルで時間を潰すことにしました。
事前にこのツアーの情報をキャッチしており、その際にトルコリラ(トルコで使用されている通貨)に両替した方が良い旨の記載があったため、まずは日本円をいくつかトルコリラに両替。
その後、カフェに立ち寄りました。
で、そのカフェでクロワッサンとコーヒーをチョイス。
これが1,400円くらいしました。。。
まあ美味しかったので、良かったと言えば良かったですが、さすがに高くね?と感じてしまいました。
1,400円の朝食とか、ホテルのブッフェくらいで、今までの人生でほとんど経験がないですからね汗
ちょいと腹ごしらえを済ませて、7時半ごろに先ほどのホテルデスクにてツアーの申し込みを行いました。
申し込みを済ませると、こちらのようなものが渡されました。
どうやら8時半~15時のツアーに参加するようです。
次に搭乗予定の便が18時半ごろなので、確かにこのスケジュールなら良い感じですね。
touristanbul
申し込み後はホテルデスク付近に待機し、8時半ごろに「T01」参加者の点呼が始まりました。
この日はだいたい20人~30人ほどが同じタイプのツアーに参加するようです。
ちなみに日本人の参加者は私を含めて3人でした。
バスに乗車し、最初の目的地に向かいました。
このツアーでは、ツアーガイドが付いており、バス車内や観光地にて英語で案内してくれます。
そこまで英語が得意なわけではないため、何を言っているのかあまり理解できなかったですが。。。
朝食
バスで45分ほど揺られて、まずは朝食会場に着きました。
朝食会場で同じテーブルに座ったニューヨークから来た夫婦と南アフリカから来たおばさんと交流することができました。
南アフリカも英語が公用語のようで、ネイティブ3人の中でなかなか上手く聞けたり話せなくて苦労しましたが、それでも気さくに接してくれました。
朝食はというと、まずくはなかったです。はい。
というのが正直な感想で、恐らくですが、先ほどの1,400円のクロワッサン&コーヒーのおかげでそこまで空腹でなかったことも影響したかと思います。
イスタンブール観光
朝食を終え、ここから徒歩で観光地を回りました。
で、ここから色々ガイド案内とともに回ったのですが、正直どのスポットを訪れているのかわからず・・・
英語の説明を聞き取れない(正確には聞くも理解できない)ことも原因かと思いますが、少々下調べくらいはすれば良かったなと思いました。
というわけで、撮影した写真を。場所は後に調べました。。
宮殿内には緑豊かな庭園がありました。
宮殿内部(博物館)の写真もいくつか撮ってました。
トプカプ宮殿はメフメト2世によって15世紀半ばに建築され、オスマン帝国繁栄のシンボルとされ、政治の中枢でもありました。
トプカプというのは「大砲の門」を意味するようです。(参考)
続いて、こちらがテオドシウス1世のオベリスクです。
テオドシウス1世は当時東西に分裂していたローマ帝国を再統一し、キリスト教を国教にした方のようです。(参考)
そして、ブルーモスクです。
正式には「スルタンアフメット・ジャーミィ」と呼ばれています。
オスマン帝国時代の1616年に建造されました。(参考)
モスクの写真から見てもわかるように、月曜にこれだけいるのかよ!って感じるくらい多くの人で賑わっていました。
観光客はもちろん、地元(?)の子どもたちも遠足で来ているみたいでした。
子どもたち、しきりに「ハロー!」とか「アニョハセヨ!」とか挨拶してくれました。(すまんけど、韓国人じゃないんですよ。。。)
巨大な歴史的建造物を見て、オスマン帝国の偉大さを実感しました。
建物は決して華美な色使いというわけではないですが、骨太の柱をはじめ至るところに大理石が使われていたり、何と言ってもスケールが大きく、とても荘厳で圧倒的な存在感を放っていました。
歩きながらの観光ツアーも一通り終わり、昼食会場に向かいました。
朝食と異なり、昼食のときにはほど良い感じにお腹も空いていました。
サラダ、メイン(アダナケバブ(だったと思う)にフレンチフライ、ライス添え)、デザートって感じでした。
デザートがパイのようなものだったのですが、それがめちゃくちゃ甘く、一瞬歯が痛くなるほどでした。。
朝食で一緒になったニューヨーカー夫婦と昼食でも隣席になって、「アルコール飲料は頼まないの?」って訊いたら「ムスリム(イスラム教徒)」と言われました。
宗教的な都合でアルコール飲料を飲まない(というか食事の制限)という回答を初めて受け、外国に来たことを実感する一幕でした。
その一言で特に向こうの感じが悪くなったとかはなく、その後もバスケの話で盛り上がるなど、フレンドリーに接してくださいました。
昼食後、同じツアーに参加した日本人の方ともお話ししました。
新婚旅行の行程の一つでこのツアーに参加したようで、私と同じく事前にこのツアーの存在を知ったのだとか。
そして、この2人も乗り継ぎでクロアチアに向かうとのこと(さすがにクロアチアの後は異なる旅程でしたが…)。
観光終わり空港へ
昼食を終え、指定の時間になってバスが到着。
そのまま空港に向かい、このツアーは終了しました。
本日の参加者は誰一人として途中はぐれることなく、無事にツアーを終えることができました(これは割と珍しいようで、だいたい何人かははぐれてしまうみたいです)。
何と言っても食事付きでタダで観光地を回れるというのが魅力的で、かつガイドツアーが付いているので、道に迷うことなくイスタンブールの代表的な観光地を回ることができました。
また、色んな国の人が参加するので、その中でお話をすることができ、概して参加して良かったと思います!
一方、先にも書きましたが、もうちょっと事前に観光地について調べた上で参加すると、より一層楽しめたのではないかと思いました。
どこを回っているか知らないっていうのは、その観光地の価値や良さをわからずに終わってしまい、十分に満足できなくなってしまいます。(英語がわかっていれば、その辺は何とかなったのかもしれませんが汗)
イスタンブール空港にて
15時ちょい前にバスが空港に到着しました。
そこから次の便までは3時間半ありました。搭乗ゲートも未発表でした。
いったん、日本人カップルと別れて空港内を散策することにしました。
イスタンブール空港は非常に多くの国々と路線を結んでいることもあり、ターミナルがとても大きい空港でした(いわゆるハブ空港かな?)。
個人的な想いとしては、両替したトルコリラを結局ツアー中に使わなかったので、ここで使っておきたいと思いました。
ですが、朝のカフェでもそうだったのですが、空港内はどこも比較的物価が高め。
簡単なおみやげくらいだったら払えそうだったのですが、ここで買っても残り2週間以上荷になるだけだし・・・と思い、おみやげを買うことはしませんでした。
結局、トルコリラに両替した現金を使うことはなく、ユーロに両替しました。手数料もあって、2,000円が最終的に9ユーロ(約1,420円)になりました。
どこも結構な値段するなら行きたいとこ行こう!って思い、GateA付近のスポーツパブに入りました。
そこでビール1杯とボロネーゼを注文しました。
サービスや味自体は良かったのですが、サービス料込みで約3,000円掛かりました。。
メニューを見てた時点でどれも高いなと感じていましたが、いざ会計で直面するとマジか・・・ってなります。(サイゼリヤだったら1,000円で十分お釣りが出るのに)
ボロネーゼを選んだのも、その中では比較的安価だったからです(フィッシュ&チップスやハンバーガーの方が高かった)。
パブで時間を潰して搭乗ゲートに向かいます。
Gateの区分はFと発表され、結果としてGateAから10分ほどかけての横断となりました。
待合スペースに到着し、搭乗を待っていましたが、なかなか搭乗開始の合図がかからず、段々周囲がざわざわし始めました。
先ほどの日本人カップルとも再会し、何なんでしょうね?って感じで過ごしていると、搭乗ゲート番号の変更アナウンスがかかりました。
私自身、初めての搭乗ゲート変更に驚きつつ、民族大移動が始まりました。
結局、変更した搭乗ゲートから、さらにバスで移動し、機内へと乗り込みました。
ザグレブに向かう機内にて
飛行機は1時間近く遅れてイスタンブールを飛び立ちました。
私が座った前列に韓国人中高生とその関係者(着てた服から推測するに、ロボコンの大会があったようで、たぶんその関係で乗ってたと思われる)、隣にクロアチア人の女性2人組が乗車されていました。
韓国人の子たちは皆ゲームしたりマンガ読んだりって感じ比較的静かに過ごしていましたが、隣の女性2人組がとにかく凄かった。。。
ザグレブ(クロアチア)までは2時間くらいだったのですが、離陸から着陸までエンドレスで会話が続き、終始盛り上がっていました。昨日の前列の子どもより凄かった気がします。
さすがにキツく、辛い2時間でした笑
また、機内食が出てきました。
今まで所要時間が1時間ほどの国際線は利用したときは機内食が出なかったため、今回も出ないかと思っていたのですが、普通に出ました。
先ほどのパブでビールとボロネーゼを平らげたことを全力で後悔しました(味は良かったですが)。。
という感じで、なかなか心休まらない状態でしたが、飛行機はザグレブ国際空港に降り立ちました。
次回はザグレブ編を予定しております。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!!