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ヨーロッパをめぐった旅 #6(インスブルック観光~ウィーン到着)

こんにちは!
アクセスありがとうございます!

今回は2023年6月のヨーロッパ旅行の第6弾を書いていきます!
全体の旅程についてはこちらから見ることができます。
また前回の記事についてはこちらから見ることができます。

それでは早速、旅を振り返っていきます!
※文中に記載の各情報(交通費用・行き先・観光施設の料金/展示物など)は2023年6月時点のものであり、現在は変動/終了している場合があります


オーストリアについて

色々ありましたが、無事にオーストリアに入ることできました。

駅を出る前に、オーストリアに関する基本情報です。

オーストリア共和国(Republic of Austria)
・面積:約8万4000㎢(日本-北海道と同じくらい)
・人口:約900万人(2020年)
・首都:ウィーン
・主な言語:ドイツ語
・使用通貨:ユーロ(1ユーロ ≒ 157.62円 ※2023/7/1時点)
・日本との時差:8時間(ただし訪問時はサマータイム中のため、7時間)

外務省HP(https://www.mofa.go.jp/mofaj/area/austria/index.html)
※人口:https://www.worldometers.info/world-population/austria-population/

オーストリアには3日間ほど滞在の予定です。
今回はインスブルック、ウィーン、ザルツブルクに行きました。

訪れた背景としては、やはりジャンプ競技が挙げられます。
あとは、音楽の都と言われるくらい音楽が盛んな国ということ等、前々から興味がありました。

インスブルックが恐らく一番馴染みがないかもしれないですが、オーストリア西部の中心地で、15世紀ごろから発展を遂げた当時の古い建物が現在でも多く残っています。
夏はハイキングやそのような古都を楽しみ、冬は2度の冬季五輪が開催される等、ウインタースポーツが盛んです。

ラポルディ公園

インスブルックに到着したのは午前5時前。
さすがにどの観光施設も開いていません。
駅のコインロッカーに荷物を預け、待合スペースでちょいと休んだ後、最初にラポルディ公園に行きました。

ラポルディ(Rapoldi)公園はインスブルック中央駅から歩いて10分くらいのところにあります。
特段、著名な公園というわけではないのですが、割と駅から近かったこと、駅中でじっとしているよりも、外に出て緑に癒されたかったことから行きました。

昨日行ったリュブリャナのティヴォリ公園ほどではなかったですが、こちらの草花の管理が行き届いていて綺麗でした。
公園には午前6時くらいからいたのですが、その時間帯に花に水やりをしている方々がいらっしゃいました。本当に頭が下がる思いです。

公園内(バックには広大な山々)
花も綺麗でした
池には鴨(?)だかもいました

また、無料で利用可能なトレーニングマシンも公園内に設置されていました。

トレーニングマシン(6種類くらいあった)

朝食

ラポルディ公園から再びインスブルック中央駅に戻り、駅中のマクドナルドに入りました。
オーストリアでのマクドナルドはいわゆる朝マックでした。
と言っても、このお店(ということはオーストリア)では、朝でも朝メニューに加えてグランドメニューも頼むことができました。
各国の朝にマクドナルドに行ったわけではないので定かでないですが、もしかしたら、ヨーロッパでは朝からハンバーガーやがっつりしたバーガー系が食べられるのかもしれません。

頼んだものとトレー

写真が注文したものです。
見慣れないのが中央の薄いパンでしょうか。
こちら、メニューとしてはトーストでした(値段は 1.8ユーロ(約280円))。
ベーコンチーズを頼んだのですが、中はこんな感じ。

トーストの中身

見た目よりもふわっとしていて美味しかったです。
ちなみに日本の朝マックで定番のマフィンは売られていませんでした(マックグリドルも)。

また、ザグレブでもあったのですが、下の写真のようにカフェのお菓子やケーキも売られていました。

美味しそうな洋菓子

インスブルックをめぐる準備

インスブルックカード

マクドナルドで時間を潰し、各種窓口も開き始めました。
インスブルックの旅では、インスブルックカードを利用しました。

インスブルックカードを利用すると、指定した時間(24時間、48時間、72時間から選ぶ)内は市内の公共交通機関が乗り放題で、なおかつ殆どの観光施設に無料で入場することができます。

今回、コスパも加味しつつ、いくつかの場面でこのようなカード(観光用パス)を利用しました。
利用したインスブルックカードは24時間で 53ユーロ(約8,350円) でした。

移動

インスブルック市内では、主にバスと路面電車が走っており、今回は路面電車を交通手段として利用しました。

インスブルックの路面電車
乗客がいないときに車内も撮りました

ベルクイーゼルジャンプ台

駅から向かったのは、ベルクイーゼルジャンプ台です。
路面電車と徒歩を合わせて30分ほどで行けるため、比較的中心部から近いところにあります。

このジャンプ台は過去に2度冬季オリンピックで使用されています(1964年、1976年)。
またヨーロッパ(というよりドイツとオーストリアが舞台)では、ジャンプ週間というスキージャンプの国際大会(W杯の一部)があります。
年末年始にかけて4つのジャンプ台での成績で優勝者を決める大会なのですが、このジャンプ台はジャンプ週間の第3戦に使用されています。

現地に到着し、まずは下からジャンプ台を撮影。

ジャンプ台

ラージヒルの中では、どちらかというと比較的小さめのジャンプ台なのですが、それでも迫力があります!

K点(赤っぽいライン)、ヒルサイズ付近

選手のスタート地点となるジャンプ台タワーへはリフトで行くことができます。

リフト

この日、タワーの1階部分(選手がスタートを切るアプローチの部分)には入ることができなかったですが、3階が展望エリアになっていて、そこからインスブルックの景色を見ることができました!

街並みと山々
飛び出し付近からの写真
この辺りのこの景色から選手はテイクオフ!

宮廷教会

ジャンプ台から戻り、中心部へ。これから宮廷教会に向かいます。

凱旋門

凱旋門をくぐり、マリア・テレジア通りに入ります。
天気が良かったこともありますが、活気もあって爽快な気分で歩いていました。

左はアンナ記念柱
お馬さんもいました

チロル民族博物館

しばらく歩くと宮廷教会に着きました。
まずは教会に併設されているチロル民族博物館に入りました。
ここは元々宮廷教会付属の修道院として建てられたものとのこと。
15世紀ごろのチロル地方での暮らしぶりを再現したものが展示されていました。

展示品(ダイニングかな?)
展示品(キッチン)
博物館と教会の中庭

宮廷教会

博物館内部を見終わり、次いで教会に入りました。
ここはマクシミリアン1世の霊廟として作られた教会です。
中にはハプスブルク家とその姻戚関係にある人物28体の黒いブロンズ像があります。(参考
像はどれも迫力がありました。

ブロンズ像1
ブロンズ像2

市の塔

宮廷教会を後にして、市の塔に行きました。

市の塔

高さは51メートルあります。
地上31メートルの地点では、展望台が設置されており、中心部を眺めることができます。

展望台から
展望台からジャンプ台を撮影

市の塔の展望台までは階段で登るのですが、一気に登ってちょいと疲れました。148段だったようです。。
しかし、この先の旅でもっと多くの階段を登ることになるのですが、それはまた改めて・・・

黄金の小屋根

続いてやってきたのは黄金の小屋根です。
その名の通り、屋根の色が金色に輝いています✨

金色の屋根

皇帝マクシミリアン1世が広場で行われる行事を見物するために、15世紀末に造らせたものとされています。

写真は撮影しなかったですが、建物は博物館(黄金の小屋根博物館)になっていて、中には皇帝ゆかりの品々が展示されています。

昼食

この日の昼食はインスブルックの旧市街地に位置するレストランでとりました。

昼食

牛肉とポテトをソテーしたようなものに目玉焼きとサラダが添えられたものを注文しました。
具体的な味を表現するのは難しいですが、甘辛な味付けでした(とは言っても、照り焼きや生姜焼きの味付けとはもちろん違いますが…)。

で、この日の昼食、ドリンクとして注文したスプライトと合わせて 25ユーロ(約3,940円)。
たしかに美味しかったのですが、正直これに20ユーロも取るのかと思いました。汗
レストランは全体的に高めでしたね・・・

大聖堂&王宮

食後は大聖堂と王宮に行きました。

大聖堂

こちら、ほぼ撮影はしておりません。汗
大聖堂は撮影が有料だったこともありますが、王宮は普通に撮影もせず見学して終わりました笑

大聖堂は堂内の装飾がとても良かったです!
一方、王宮については、とにかく広かったです。
特に大広間のシャンデリアと天井の絵画が圧巻でした!

大聖堂(引用:https://4travel.jp/overseas/area/europe/austria/innsbruck/temples)
王宮(引用:https://www.expedia.co.jp/Imperial-Palace-Innsbruck-City-Centre.d6096202.Place-To-Visit)

ちなみに、このような大聖堂や王宮のような建物には、今後何度も足を踏み入れることになるのですが、どれも中の装飾や規模がそれぞれ違っていて、どれも素晴らしいものでした。

インスブルックの駅窓口で訊いてみた

インスブルックで予定していた観光が一通り終わり、ウィーンへ向かう列車の到着までしばらく時間があったので、インスブルック中央駅の窓口で例の件について訊いてみました。
例の件というのは、夕べの寝台列車で予約していた席に着けなかった件です。
夕べのは終わったこととして、フランクフルト~ベルリン間についても、同様に「DAME(=婦人)」と表記のある予約チケットであったため、乗車が可能かどうかや、座席の変更、さらには払い戻しが可能かどうか、確認してみました。

私の拙い英語(時より難しそうな表現の確認は翻訳を使いました。。)に対しても気さくに対応してくれた駅員の方に感謝しておりますが、、、
要点としては、こんな感じでした。
・私が予約したフランクフルト~ベルリン間の列車についても、「DAME」と記載がある以上、予約した席には着けない
・予約した寝台列車は満席のため、この列車での座席の変更はできない
・リュブリャナ~インスブルック間のときのように、当日空いている座席に誘導してくれる可能性はあるが、(予約状況は満席であるため、)保証はできない
・クレジット決済済みであるため、予約のキャンセルはできない

確認し終えた後、第一に感じたことは「あれ、詰んでね?」でした汗
ここで2つの手段が頭の中に浮かびました。
①このまま予約した寝台列車を利用して、ワンチャン席が空くのを狙う
②予約した列車を諦め、別の列車(もしくは交通手段)でベルリンに入る

結局は②を選択することにしたのですが、その経緯については別のときに書くことにします。

この時点では、どうしようか迷っていたのですが、ひとまずウィーンに向かいます。

いざ、ウィーンへ

移動(インスブルック~ウィーン)

ウィーン行きの列車が到着しました。
オーストリア鉄道のrailjetに乗車しました。

乗車した列車1
乗車した列車2(真ん中の写真撮ってる風の人が私)

2つ目の写真の「2」というのは列車のクラスを表します。
オーストリアに限らず、今回利用した列車の殆どに言えたことですが、車両が1等列車と2等列車に分けられていました。
1等の方が割高ですが、座席のグレードやサービスが充実しています。
今回は節約のために基本的に2等を利用しました(フィンランドのヘルシンキ~タンペレ間のみ1等を利用した)。

列車は4時間くらいかけて、ウィーンに到着しました。

ウィーン到着

ホテルチェックイン

ウィーン中央駅から近郊列車(Sバーン)に乗り換えて、ホテルの最寄り駅まで向かいました。
5分くらいで最寄りの駅まで到着しました。
そこから、歩いて5分くらいでホテルに到着です。

ウィーンで利用したホテルはこんな感じのお部屋でした。

ウィーンで利用したホテル

今回の旅で利用したホテルの中で、一番おしゃれな感じでした。

正直、この日も結構歩いたのか、かなり疲れていて、かつ足がかなり痛かったです。
列車に乗っているときも足が痛く、ホントにやっとの思いでホテルに着いたって感じでした。。。
(実際、先ほどのウィーン中央駅の看板は後日撮影したもので、もう写真を撮る余裕もなかったです)

とにもかくにも、早朝から始まった1日が終わりました。
明日も朝からウィーン観光となるため、シャワーを浴びるやいなや就寝しました。。。

次回はオーストリア編(ウィーン編)を予定しております。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!!