以心伝心
「あいうえおnote」の「い」は「以心伝心」。
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以心伝心って素敵じゃない?
『心を以て心を伝える』私の大好きな言葉。
最高だよ。
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だぁ~い好きな人のことを、ひたすら思っちゃう。
あれもこれもどれもそれも。
もうやめよう、苦しくなるから。
でも、結局、何やっても上の空になってしまって、
もういいや、四六時中思っても、なんて開き直って。
うまくいかないことも多いけれど、
もし、そのハートいっぱいな気持ちが届いて、
受け止めてもらえたら、
それは、以心伝心が、ガッツリできたということだと思わない?
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あいうえおnoteを始めようと思ったとき、
あ、の「愛」と
い、の「以心伝心」は速攻浮かんだ。
両方とも、私という人間を表現するには不可欠だから。
そして「以心伝心」という言葉とともに、
私には忘れられない歌がある。
そして、今日、その歌を何十年ぶりに聴いた。
1993年6月に「NHK みんなのうた」で放送されていた、
「以心伝心しよう!」という曲だ。
(まさか、28年も前の曲とは思わなかったけれど)
当時、私は30歳になったばかり。
イラストレーターの古川タクさんの手書き動画とともに、
テレビから流れたこの曲に、聴いた瞬間から、心をわしづかみされた。
まさに瞬きもせず、画面を観、
一度聴いたら忘れられないようなメロディーを聴き、
その歌詞には、驚きと、嬉しさ、を感じ、
毎日繰り返し聴いているうちに、涙さえ流れるようになった。
以心伝心しよう、心を開いて
あなたは心のアンテナをたてて
受け止めて
Loving you
・
言葉だけでは伝えられない気持ちがきっとあるわ
母親のこと 友達のこと そしてたぶんあなたのこと
同じ時間に別々の場所 違うことをしてても
私の笑顔思い出せれば それだけでいい
・
”愛してる” は照れくさくて 普通じゃ言えないけれど
離れてても感じられる 見えない不思議なテレポート
・
以心伝心しよう! 心を静めて
わたしは心のダイヤルあわせて伝えよう
Loving you
以心伝心しよう! 心を開いて
あなたは心のアンテナをたてて受けとめて
Loving you
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当時、なぜそこまでこの歌が心に響いたのか。
それは、もう詳しくは思い出せない。
でも『母親のこと』というところに、今でも動揺が起こる。
ふるい私のふるい辛さと苦しみと悲しみと憤りだ。
それを、だれか、そのときの私の大切な人に
どうにか伝えたかったという思いがあったことは、間違いない。
(ついでに言うなら、それは無理だった。)
この件は、ふるいことであり、
もう閉じてしまったことなので、終わりにする。
(もう決して、言葉で振り返ることはよそうと決心していたのに、
まさかの今の動揺に、私自身唖然としていもいる。)
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以心伝心は、大好きだけれど、
実は、これは、自分の心が沈み切っているときには、ちょっとしんどい、
ということも、私は知っている。
閉ざしてしまっているときには、伝える相手もいらなかったりするし、
いたとしても、自分にエネルギーがない。
でもね、どうにか、こうにか、そこから這い上がって、
少しだけでも、遮光カーテンの隙間から、陽が入ってきたら、
ちょっとだけでも心を開く勇気を持てたら、
だれかの心が、届くかもしれない。
もちろん、無理はいけないけれど。
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ちょっと暗いというか、重い話になったから、切り替え!
ということで、もう一度、「以心伝心しよう!」を今聴いた!
以心伝心は、もちろん男女の恋と愛に不可欠だけれど、
それ以上に、同性の友人間で素敵だと思う。
もちろん、健全な家族間でも。
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明日は、Valentine's Day
会うことのできないだれかと、以心伝心できたらいいな!
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タイトル画像:鹿児島県 桜島「湯之平展望所」のハートの岩