西村麒麟句集『鷗』を読む。
『鷗』より、好きな句、気になる句、三十句選。
(*は特に好きな句)
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先週の金曜日(2024.9.20)、荻窪にある「鱗kokera」にて、西村麒麟先生の句集「鷗」の読書会がありました。
当日までに、自分の特選一句、並選九句、計十句を選び、読書会当日に、店主・茶鳥さんに提出。
参加者八名が選んだ、それぞれの句に対しての鑑賞。
その際に選んだものが、今回の三十句です。(うち、十句提出)
個人的には、麒麟先生のこれまでの句集、『鶉』『鴨』に続き、三冊目の句集を読んだことになります。
一見、非常に平易な言葉、文字を使い、さらりと詠まれている句の印象ですが(それは、麒麟先生が、講習などで「読み手に負担のかからない句」の推奨をなさっていることと関係があると、私は思っています)、なかなか、どうして、相当に計算された御句ばかりと思います。
茶鳥さん曰く、「真似をしたら、真似をした人が必ず怪我をする俳人」と。
ひゃ~、あぶないあぶない、であります。
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