『水原秋櫻子句集・群青』を読む。
『水原秋櫻子句集・群青』徳田千鶴子編 から、気になる好きな四十句。
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私が所属している「南風俳句会」の初代主宰である山口草堂先生は、1931年に「馬酔木」に入門し、水原秋櫻子に師事。
ということで、南風は水原秋櫻子の流れを汲んでいます。
南風は今年、創立九十周年を迎え、11月の結社誌では、これまでの南風の歴史や、歴代の主宰(山口草堂先生、鷲谷七菜子先生、山上樹実雄先生、津川絵理子先生、現・村上鞆彦主宰)のお言葉が記されています。
今回、私がじっくりと読んだ「水原秋櫻子句集・群青」は秋櫻子の孫にあたる徳田千鶴子氏の編集であり、この書に載っている秋櫻子の句は、どれも代表句といっても過言ではありません。
その中から、私が現時点で気になる四十句を上に抜粋いたしました。
先日、私は、村上主宰にすすめていただいた、飴山實句集「辛酉小雪」を読んだのですが、その経験を積んだのち、改めて秋櫻子のこの句集に向き合ってみると、ひとつひとつの句が非常にすんなりと私の中に入ってきて、以前読んだときよりも深く感動を得ることができました。
不思議なものであります。
そして、今後の自分自身の作句に生かしていけるヒントをたくさん得ることもできました。
ありがたいことです。
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