コロナを乗り越えるための情報シェア⑩「永井医院」様
ホワイト企業への道を進む皆さまにアンケートをご依頼し、このコロナ禍を乗り越えるために行われている様々な工夫をご紹介いただきました。
●会社概要
会社名:医療法人 永井医院 http://www.nagai-clinic.or.jp/
ホワイト企業の受賞歴:地域を大切にしているで賞(第6回/2019年度)
業種:山形県の山間部に位置する人口約8,000人の最上町にある2つの医療機関のうちの1つ。循環器内科をメインに、内科一般、整形外科、皮膚科、小児科
記入者:竹澤 優子氏 /事務局 石川公子
●記入日:2020年4月22日
●お困りのこと
患者数が激減しています。医療用消毒剤、マスク、手袋が不足しており、定期的な納入のめどが経っていません。医師や看護師などは、毎日マスクの交換ができない状態です。事務員は、手作りマスクにフィルターをつけて業務を行なっております。
●気づいたこと、良かったこと
・10年程前の新型インフルエンザ流行時に購入した、防護服(250着)やN95マスクなどを、当院長の配慮で、山形県のコロナ感染症指定医療機関に無償で提供しました。
・このような状況の中で業務をすることで、以前にも増して職員同士の声掛けや様々な意見が出されるようになりました。
●工夫したこと(社員さんに対して)
・子どもの学校休校のため、仕事を休まなければならない時は、周りの職員の理解や協力で気にせず休めるようにしています。
・ストレス軽減のため、午後の休診日に院内でお茶会をしました(広い部屋で換気、椅子の間隔をあけるなどして)。今後も感染拡大に注意しながら、できる限り職員のストレス軽減になることを考えていきたいと思っています。
●工夫したこと(取引先や顧客に対して)
・現在は、薬品会社などと院長との面会は丁寧にお断りし、次回の予約をお取りするようにしています。
・患者さんもマスク不足に困っているため、職員手づくりのマスクを提供しています。
ホワイト企業大賞企画委員より
コロナ禍の中、様々な企業が困難を乗り越えるために奮闘されています。私たち、ホワイト企業大賞では、ホワイト企業への道を進む仲間の皆さまにアンケートをご依頼し、現在、このコロナ禍を乗り越えるために行われている様々な工夫をご紹介いただきました。少しでも皆さまのお役に立てれば幸いです。また、今回、アンケートにご協力いただきました皆さまには心より御礼を申し上げます。
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