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2020/09/10


一昨日のヤドカリのメンテの時に1週間以上床材の攪拌をしていなかったことから決行した。

ここ1週間ほど前からおチビしか現れていなかったので、脱皮の可能性も踏まえて触れずにいたのだが度々ヤドカリが容器に入ったお水をこぼしたりして浸透圧の影響で☆になってしまったり、表面は湿らせてるけれど下の方が乾燥していても良くないので攪拌することに。

潜ったまま☆になっている可能性もあるので安否確認も兼ねて。

でもね、私安否確認の時に脱皮しているとは知らずに掘り出してしまったことがあるからあのバラバラ事件は恐怖でしかなかったので慎重に掘った。


無事に2匹安否を確認出来たので、また潜っていくのかなとそのまま表面に置いておいたら1匹もぞもぞと動いていたので安心して蓋をした。

数分後ちらっと見たら、いちごがゆーちゃんの掘った穴に逆さまに落ちてしまったようでひっくり返っていた。

けれどヤドカリは寿命が近いクワガタと違って自分で起き上がれるからと、そのまま私はご飯を食べに行った。


寝る前になり、またちらっと見たら、


まだひっくり返ったままだった。


これには慌てて起こしてあげようと殻を持ち上げたら、起き上がろうとしている姿勢のままだらーんとしていて、今までみたいに殻に引っ込む動作もなく。。。


まるで、弱ってしまっているかのようで…。


やってしまった、起こしてあげればよかった、しなせてしまった…


と、虫の息のように動くいちごを見ていた。。


目は生気がなく、水晶のように透明だった。


オカヤドカリは共食いをすることもあるから、すぐに飼育ケースから別の容器に隔離した。

持ち上げて、「短い間だったけれど、ありがとう。ごめんね」と呟き。。


朝は忙しくて様子を見れなくて、多分☆になってしまったんだろうなと寂しく思いながら、家を出た。

仕事中もことごとく、死なせてしまった原因について考えたりした。

確かに攪拌した時には体を貝に引っ込めていたから弱ってはいなかった。

だからきっとあの時ひっくり返ってしまっているのを起こしてあげなかったからだとひたすら後悔していた。


仕事が終わり帰り道、家に着いたら庭に埋めてあげよう、最後に入っていた貝と少しのサンゴ砂と餌を入れてあげて。。と考えながら帰宅した。


いつものルーティーンをこなし、夕飯の準備だけしていちごの様子を確認してみると、やっぱり昨日のまま動いていない。


殻を持ち上げてみた次の瞬間、ばらばらばらっと崩れ落ち、、、、


バラバラ事件再来!?とパニック。

でもよく見ると奥にハサミでちゃんも蓋をしているいちごを発見。。。

「なんだ、死んだんじゃなかったのか」と踊るの青島くんが刺された時に搬送中の車の中でイビキをかいて寝ている青島くんを見て室井さんが放った言葉を私もつい口にした。。


***


ここまでは私の勘違いによる面白いお話でしたが、

ここからは悲しいお知らせ。

いちごは元気に生きていますが、今回話に出てこなかったゆーちゃんが☆になってしまいました。

脱皮の最中におチビに襲われてしまったみたいで帰宅したら、ゆーちゃんの背負っていた大きめの殻に小さな体のおチビが入っていて、おチビが入っていた貝の中身は空でした。

最初は私も混乱し、ゆーちゃんがおチビを食べてしまったのではと思ったけれど逆でした。

ゆーちゃんも脱皮の期間だったのです。

砂の撹拌後にきちんと元の場所に埋めておいてあげればよかったし、もう少し自然と出てくるまでそっとしておくべきだったのかもしれません。

もしかしたらそれでもおチビが匂いで場所を探し当てて掘ってしまったら同じことになっていたかもしれないので隔離すべきだったのかもしれません。

悔いは沢山残りました。

でも、学ぶこともありました。

それは、これからに活かせます。

いや、活かせるんじゃなくて活かす。

ゆーちゃんの死は無駄にはしない。



脱皮したてのいちごは隔離しました。

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砂から出てきて活動を活発に再開したら様子を見て戻そうと思いますが、脱皮後1週間は殻が柔らかいらしいので隔離したままにします。


おチビは以前脱皮したての頃、ゆーちゃんに食べられそうになったことがあり、、、

まさか逆の立場になってしまうとは思いもよりませんでした。


実は来週の土曜日、新しい子を1匹お迎えする予定でしたが、まさかその前にこんなことになるとは。。。


脱皮事故をこんな早くに経験するとは思わなかったなぁ(´つω・`)


ちなみにタイトル画像はゆーちゃんの殻に入るおチビです。











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