自叙伝②生長の家との出会い②
その後、父は近所に住んでいた生長の家の熱心な女性信者に勧められて、生長の家の練成会に参加しました。この練成会は10日間錬成道場に宿泊して神性を開発するというものです。父はこの練成会をきっかけに入信し、熱心な生長の家の信者になりました。
その後私も父に連れられてこの道場に行ったことが何度かあります。調布市の飛田給というところにあり、丸い建物で、幼い当時の私はその道場内をぐるぐると走り回っていました。
まだ小学2年生であった私は、当時は生長の家の教義を理解することはできず、経典である生命の実相も全く読んでいませんでしたが、そんななかでも創始者の谷口雅春という方は何か神がかった方なのだろうという印象を持ちました。
父も、生長の家に入信し、経典を読んだり練成会に参加したりすることで、当時のどん底の状態から再起を図ろうと必死だったのだと思います。