臨床心理士の職業病だ
臨床心理士だからなのか、人としての成長なのかはわからない。
謎のアラサー女の一個人の話として聞いてほしい。
心理学、臨床心理学を学んでよかったと思っている。人のことをよくみれるようになった。自分のことをよく知れるようになった。
普段の生活や、世の中で起こること、ネット上のいろんな人のことを見てると、あぁ、きっとこうなんだろうなぁと受容的にとらえることが増えた。
でも時々、その感覚が気持ち悪く感じることがある。
なんか、えらそうな、そんな感じ。
別にえらくもなんでもないんだけども
こうなんだろうなぁと思うから、いろんなことに諦めがつくし、なんか寂しい感じもある。
だってさ、人は「なんであの人はこうしちゃうだろうね!!」とか怒ってたりするわけで。話がそれで盛り上がるわけでしょ?
その場に適当に合わせるよ。そうだよね~なんでだろうね~って。(人によるけど)
だって、それって〇〇だからだと思うよ、って言ったら話終了するし、盛り下がることだってある。時々そうしている時に、なんか職業病を感じる。
頭の中でアセスメントしてしまう。
もちろん、人と楽しく付き合ってるよ。ちゃんとその人と話もしててその人のことも見ている。
ただ、時々そういう時があるから、ちょっと疲れてしまう。
気になっちゃうしね。なんか、さりげなくぽろっといったことでも、ぴぴっとセンサーが反応しちゃう感じ。
いう必要がないからいわない場面がたくさんあるって感じなのだけども、疲れるんよ。
でも人のことをみれたに越したことはない。
別に臨床心理学を学ばなくたって、人のことをアセスメントできる人たちはたくさんいる。人としての豊かさがあって、いろんな人と出会った経験もあって。臨床心理学を学ばなくたって、人生生きていれば、身につくことたくさんあるわけで。
自分はどっちなのだろう、と考えた時に二分化してるなぁと思った。
心理士としての知識もあるし、これまでの自分の生きざまとして人を見てきた経験もあるし、きっとどっちもなんだよね。
知識は補助的な感じかもしれない。
海外に行った経験、一人旅をした経験。普段から人と話をすることが好きで、いろんな人と話してきた。たくさん人を見てきた。良くも悪くも。仕事柄、たくさんの人と話してきた。
もし自分が学んでなかったら、どうなってたんだろうと想像してみたけど、でももしかしたらやっぱり、いつかは人のことをそう、見る時期がきていたかもしれない。それがたまたま早まったのかもしれないね。
次は自分はどこを目指そうか。