前回(Bioprocess Pilot Facility)、前々回(BioBase Europe Pilot Plant)に引き続き、今回は英国のBiopilots UKのご紹介。

英国は元の民族の関係で4つの地域に分かれており、イングランド、ウェールズ、スコットランド、北アイルランドで構成されています。

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そのせいもあって、地方行政も分かれており、Biopilots UKも、ウェールズ地方、イングランド地方、スコットランド地方に分かれて存在しています。

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(添付は2016年のBioPilots UKのパンフレットであり、⑤は今はジョインしていないようですね)

4つの機関を説明していきたいと思います。

①Beacon・・・ウェールズ地方のAberystwyth大学他複数の大学で構成

②BiorenewablesDevelopment Centre(BDC))・・・イングランド地方のYork大を母体。1~100Lの設備有

③cpi・・・バイオ以外のエレクトロニクスなどを含むスケールアップ支援

④IBiolC・・・スコットランド地方の産学連携組織

②が本命のバイオファウンドリです。ただし、ロンドン、ケンブリッジ、マンチェスターなどの都会の有名大学の近くにあるわけでなく、ランキング16位ぐらいのYork大にあることが興味深いですね。

ただ、実績は本物で450を超えるPJを遂行しています。培養槽は若干小さ目の100Lまでというところもあって、TRL4-5ぐらいでしょうか?

面白いのが島国の特徴か、藻のPJなどがあることです。

日本も島国なので、このような、特有バイオマスを活用した取り組みも進めていくべきではと思います。また、PJの詳細については今後、発信していきます。

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