Bioprocess Pilot Facility(BPF)
共用パイロット設備の紹介シリーズ 第2弾。BPFのご紹介。
共用パイロットの意義
第一弾(BioBase Europe Pilot Plant)の紹介
さて、今回のBPF 元々はオランダの大手化学メーカーDSMの施設を活用して、立ち上げ。アムステルダムから車で1時間ほどのハーグというところに所在。
オランダのデルフト工科大学、DSM、Corbionの半官半民出資。Corbionはオランダの食品・バイオテク企業。発酵設備は下記で1000Lスケールも2つ有り。
4×10 L
4×100L
4×300L
1×1000L
1×4000L
従業員数は立ち上げ当時は30人ほどでしたが、今は100人ぐらいに増えているのかもしれません。前回のBioBase Europe Pilot Plantより引き受けているPJは少なそう(非開示のものも多くあると思いますが)ですが、Evonik(独)なども活用しており、Global Bioenergy社と再生イソプロパノールでプラント成功とのニュースもあります。EUのホワイトバイオの事業が増えた大きな要因かもしれませんね。