桃の魔除けと魚座♓
桃の木は縄文時代からあり、日本人には馴染み深い植物らしい
『古事記』にも登場し、オオカムツミノミコトと言う神名を与えられている
イザナギノミコトが黄泉の国から命からがら逃げた際に、桃の実を三つ投げて難を逃れられた功績だそうだ
(死んでしまった奥さんを勝手にあの世に迎えに行って、あっ、やっぱり俺無理ですって逃げ帰る神話。あれ失礼よね、女性に対して 笑)
桃から生まれた桃太郎は鬼を祓い
竹取物語で帝が富士山の山頂で燃やした
不老長寿の薬はたぶん桃源郷で作られてる
そんな桃の花を飾る三月三日の雛祭り
西洋占星術では 魚座の季節だ
春を待ちわびながら、一日一日を
何とか生き長らえようとする季節
フワフワと甘く書かれることが多い魚座だが
実は結構な極限状態を笑顔で生きる
サバイバーかもしれない
日本の節句の捉え方も意外とただのお祭りではない
元々「陽が重なって極まると陰に転ぶ」ことから、日本のお節句は奇数月で数字が重なった日、つまり3/3・5/5・7/7・9/9に魔を払うのだ
お祝い事にも傍らには祓うべき『魔』が見え隠れするのが日本的だなと思う
そんなダブル・ミーニングな要素が魚座の世界にも通じているようだ
魚座という星座の形も繋がった二匹の魚の姿をしていて、二面性を表している
BLACK BIRDって少女漫画は魚座の世界観!?
桜小路かのこさんの少女漫画『BLACK BIRD』をご存知だろうか
元祖イケメンパラダイスな漫画で
キラキラキュンキュンしてしまう 笑
ご一読頂けたら解っていただけるのだか、
あらすじを申し上げると
《妖(あやかし)にとって、食べたら強大なパワーが手に入り、嫁に迎え入れれば一族の繁栄をもたらすという人間の娘(ヒロイン)を巡る争奪戦の物語。娘は桃の香りがして『仙果』と呼ばれている・・・
本来は魔除けの意味を持つ桃を妖怪が取り合い、家督を争う兄弟喧嘩に発展し、当のヒロインは幼い頃の記憶も曖昧のまま余計に縺れる恋愛劇場
弱々しいかと思えば、愛するもののためには命を張る強さも持ち合わせるヒロインと
彼女を一途に愛する天狗の長
妖怪との恋愛って時点で、もう良いも悪いもごっちゃな設定は、まさに魚座的だと言える
ヒロインは
太陽・金星・火星魚座かなぁ、木星は射手座
天狗の長は
太陽・火星蠍座かしら?
なんて、考えながら
漫画や小説を読んでたりする
星読みオタクの長文
最後までお読み頂きまして
ありがとうございます🙇💕