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ほんとうは教えたくない話: VPSDime編
VPS(Virtual Private Server(仮想専用サーバー) は、
1台の物理サーバーを複数の仮想サーバーで共有させたものです。
VPSDime はこのVPSプロバイダーとなります。
VPSプロバイダーは国内にもConoHaやさくらVPS, KAGOYAなど
多数存在するのに、なぜVPSDimeなのか?
それは、メモリやストレージが多く設定されたVPSが使えるからです。
それで、なぜ教えたくないのかといえば、
ビッグカンパニーではないためか、
SOLD OUT(売り切れ)になってしまうことがあるからです。
私が使えなくなると困るので...
サーバータイプ
VPSDimeで今時点で利用できるVPSサーバをみてみましょう。
Linux VPS (Webホスティング向け)
● 4vCPU, 6GB Mem, 30GB SSD, 2TB 帯域幅
7ドル/月 ( 42ドル/6ヶ月, 84ドル/年)
● 4vCPU, 12GB Mem, 60GB SSD, 4TB 帯域幅
14ドル/月( 86ドル/6ヶ月, 168ドル/年)
● 4vCPU, 18GB Mem, 90GB SSD, 6TB 帯域幅
21ドル/月(126ドル/6ヶ月, 252ドル/年)
● 4vCPU, 24GB Mem, 120GB SSD, 8TB 帯域幅
28ドル/月(168ドル/6ヶ月, 336ドル/年)
● 4vCPU, 30GB Mem, 150GB SSD, 10TB 帯域幅
35ドル/月(210ドル/6ヶ月, 420ドル/年)
● 4vCPU, 36GB Mem, 180GB SSD, 12TB 帯域幅
42ドル/月(252ドル/6ヶ月, 501ドル/年)
Premium VPS (専有CPU/処理速度重視)
● 1CPU, 4GB Mem, 60GB SSD, 2TB 帯域幅
20ドル/月(120ドル/6ヶ月, 240ドル/年)
● 2CPU, 8GB Mem, 120GB SSD, 4TB 帯域幅
40ドル/月(240ドル/6ヶ月, 480ドル/年)
● 3CPU, 12GB Mem, 180GB SSD, 6TB 帯域幅
60ドル/月(360ドル/6ヶ月, 720ドル/年)
● 4CPU, 16GB Mem, 240GB SSD, 8TB 帯域幅
80ドル/月(480ドル/6ヶ月, 980ドル/年)
● 6CPU, 24GB Mem, 360GB SSD, 12TB 帯域幅
120ドル/月(720ドル/6ヶ月,1440ドル/年)
● 8CPU, 32GB Mem, 480GB SSD, 16TB 帯域幅
160ドル/月(960ドル/6ヶ月,1920ドル/年)
Storage VPS
● 100GB SSD, 1vCPU, 1GB Mem, 1TB 帯域幅
40ドル/年
● 250GB SSD, 2vCPU, 2GB Mem, 2TB 帯域幅
60ドル/年
● 500GB SSD, 4vCPU, 2GB Mem, 4TB 帯域幅
7ドル/月( 39ドル/6ヶ月, 70ドル/年)
● 750GB SSD, 4vCPU, 2GB Mem, 6TB 帯域幅 1
1ドル/月 ( 62ドル/6ヶ月, 120ドル/年)
● 1000GB SSD, 4vCPU, 2GB Mem, 8TB 帯域幅
14ドル/月 ( 78ドル/6ヶ月, 150ドル/年)
● 2000GB SSD, 4vCPU, 2GB Mem, 16TB 帯域幅
28ドル/月 (152ドル/6ヶ月, 300ドル/年)
サポートOS
VPSDime で選択可能なOSは次になります。
● CentOS 6/7
● Ubuntu 12/14/16
● Debian 7/8/9
● Fedora 22/23
● SuSE 13
専有リソースではないものの、4vCPU, 6GBメモリ, 30GB SSDのVPSや、
500GB SSD, 4vCPU, 2GBメモリのVPSが月額7ドル(120円換算840円)
で使用できるのは素晴らしい!
ちなみにConoHaでVPSラインナップは次のとおりです。
● 2CPU, 1GB RAM, 50GB SSD / 810円/月
● 3CPU, 2GB RAM, 50GB SSD / 1,750円/月
● 8CPU, 16GB RAM, 50GB SSD / 13,010円/月
ただし、国内VPSプロバイダーと違って転送帯域に制限があることに注意してください。
転送帯域は100GBあたり4ドルで追加することができます。
また、IPアドレスは最大15まで、1IPアドレスあたり2ドルで追加できます。5ドル追加になりますが、毎日サーバをバックアップしてくれます。
設定時1度だけの20ドルの追加コストでは、ディスクトップの設定をしてくれます。
リモートディスクトップ経由で使用することは、
VPSプロバイダではできないことが多い事項のひとつです。
支払い方法
VPSDime では次の支払い方法を受け付けています。
● クレジット・カード
● PayPal
● BitCoin
ダメなところ
VPSDime が残念なところもあげておきます。
● SOLD OUTになることがある
● 日本語でのサポートはない
● ローケーションが多くない(特に日本には無い)
● 時間課金ではない
● 課金サイクルの途中での解約は返金されない。
● Dockerをサポートしていない
● メール配信は 50通/1時間 と制限がある
まとめ
VPSDime はエンタープライズプロジェクトの本番運用のためには使いずらいですが、個人的な開発や小さなオープンソースプロジェクトなど、特定の用途ではリソースサイズのバランスは魅力があるのではないでしょうか?
知っているひとだけが得をするようなVPSプロバイダーでしょうかね。
追記
2019年2月時点で既存のStorageVPSサーバーのアップグレード/ダウングレードは受け付けていますが、StorageVPS の新規オーダーは受け付けていません。