グローバルなPython認定資格のまとめ
はじめに
国際的に通用するPython認定資格についてまとめてみました。
Python Institute Certification
Developing Solutions for Microsoft Azure
IBM Data Science Professional Certificate
Google IT Automation with Python Professional Certificate
W3Schools Python Certification
Michigan Univ. Python for Everybody Specialization
Python Institute Certification
プログラミング教育とスキルの向上を目的とする非営利団体Python Instituteによって提供されています。
次のレベルで認定試験が提供されています。
合格すると credly でバッチが付与されます。
PCAT は5年間有効ですが、それ以外の認定資格は生涯有効です。
受験料は次のようになっています。
PCEP 59 USD
PCAP 295 USD
PCPP1 195 USD
PCPP2 195 USD
PCAT 295 USD
PCED 59 USD
PCAD 295 USD
PCEP、PCAP に対応した自習コースが無料で提供されています。
これと同じ内容が、 skillsforall.com でも学習するこ>とができます。
PCEP - Python Essentials 1
PCAP - Python Essentials 2
挿絵が追加されていたりするため、こちらの方が楽しく学べると思います。
また、skillsforall.com で自習コースを終了すると、credly でバッチが付与されます。
さらに、Pearson VUE での受験で使えるディスカウントクーポンがもらえま
す。
Python Essentials 1 - 20% OFF
Python Essentials 2 - 50% OFF
Developing Solutions for Microsoft Azure (AZ-204)
Developing Solutions for Microsoft Azure (AZ-204) 認定資格は、
Microsoft テクノロジーを使用する開発者向けにデザインされたものです。
認定資格名に直接Pythonの文字が表記されていませんが、
試験で使用するコードはC#とPythonが選べます。
この認定資格で、Pythonプログラミング、データ処理、Web開発、 Azureクラウドサービスをカバーすることになります。
グローバルなテクノロジー企業であるMicrosoftが提供しているため、
この資格は世界的に認知されています。
PythonプログラマーとしてだけでなくAzureクラウドについても基礎的な知識があることを証明できる資格です。
受験料は165 USDで、2年間有効です。
IBM Data Science Professional Certificate
IBM Data Science Professional Certificate は、 Data ScienceとMachine Learning、
データベースアクセスを含むPythonプログラミングと、それらを用いた
データ分析・可視化を学べるコースで構成されるトレーニングプログラムです。
グローバルなテクノロジー企業であるIBMが提供しているため、
この修了証は世界的に認められています。
オンライン学習サービス Coursera で受講し、月額39ドルです。
週10時間で5ヶ月の期間が標準です。
提出物の評価は生徒同士の採点により決まるため、
他人のコードや英文レポートを読んで理解する事が求められます。
このため実践的な実力を身につけることができます。
他にも120以上のPythonトレーニングが提供されています。
Google IT Automation with Python Professional Certificate
Google IT Automation with Python Professional Certificate は、
Pythonを使ってタスクやワークフローを自動化すること人を対象としたトレーニングプログラムです。
Pythonプログラミング、Linuxコマンドライン、Git、ITオートメーションの知識を習得できます。
グローバルなテクノロジー企業であるGoogleが提供しているため、
この修了証は世界的に認められています。
オンライン学習サービス Coursera で受講し、月額49ドルです。
週10時間で6ヶ月の期間が標準です。
Python for Everybody Specialization
Python for Everybody Specialization は、 Pythonプログラミング言語を使用して、データ構造、
ネットワークAPI、データベースなどの基本的なプログラミング概念を学びための専門講座です。
学んだ技術を使用して、データ検索、処理、可視化のための独自のアプリケーションを設計、作成します。
米国のミシガン大学からキャリア証明書が発行されるため、
世界的に認められる認定資格となります。
オンライン学習サービス Coursera で無料で受講できます。
週10時間で2ヶ月の期間が標準です。
W3Schools Python Certification
W3Schools Python Certification は、Pythonプログラミングの知識を証明したい人のためにデザインされています。
この資格はデータ型、制御構造、関数、Pandas モジュールをカバーしています。
Web開発プラットフォームの大手である W3Schools によって提供されているため、この認定資格は世界的に認められています。
受験料は95 USDで、認定は3年間有効です。
Cousera について
ここで紹介したいくつかの認定資格では Cousera を利用して受講するものがありますが、Cousera では定額で授業が受け放題となるCoursera Plus プランがあります。
月払いの場合は月額 59 USD(8,812円)、年払いの場合は年額399 USD (59,598円) となり、年払いの方が309 USD (46,146円)安価になります。