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サムライカレープロジェクト始動🇰🇭

活動1日目|オリエンテーション、市場見学

8月5日月曜日、朝9時にホテルのロビーに集合。実に健康的。
午前中はオリエンテーション、自己紹介からスタート。
それぞれ普段何を学んでいるのか、なぜ参加したのかみたいなしっかりした内容から、趣味とか観光したいところとかゆる〜い内容まで。

やっぱカンボジアに集まってるだけあって個性の塊というか、めちゃくちゃ濃いなと思った。
特に驚いたのが、1人大学4年生がいたんだけど、クメール語が話せるとのこと。なんでクメール語専攻したんですか?って聞いたら倍率低かったからって言われて、みんな一斉に「え?」って思考停止してておもしろかった。

行く前にちょっと勉強しようと思ったけど、子音33種類、母音21〜23種類あって早々に諦めた。
「こんにちは」と「ありがとう」だけ覚えて来たけど、倍率低かったからっていう動機で4年間クメール語できるの強すぎる。

午後はシェムリアップにある市場を見て回った。
・プサルー 地元の人が買い物する市場
・オールドマーケット 観光客向けの市場
・アンコールマーケット きれいなスーパー
・グリーンマーケット 今回出店するところ

下3つは観光客が多く集まるところで比較的きれいなんだけど、プサルーがやばい。

入り口はきれいだったけど、、
中は結構衝撃的

冷蔵庫とかいう概念が無くて、生肉とか魚が普通に並べられてる。なんなら直射日光当たりっぱなしところも多い。足元は野良犬とかネズミとかが走り回ってて、食材にはハエが集ってる。
ここで買い物したくない、ここで仕入れしてるお店に行きたくないっていうのが正直な感想。ネガティブキャンペーンしたくないけどこれが事実。
これで食中毒にならないのが不思議。耐性ってすごい。

日本では衛生基準が厳しくて、きれいなのが当たり前。こういう世界があると頭では分かっていたつもりでも、全然分かってなかったんだって、実際に行ってみて気づいた。
ほんと経験って大事。

この日は暑い中歩き回って疲れたからホテルで夜ご飯。
今回泊まってるホテルは日本人の方が経営している。飲食店もやっててそこで日本食が食べられる。お味噌汁が飲める安心感やばい、、
今日は夏らしく冷やし中華食べて、おやすみなさい💤

活動2日目|盲・聾学校訪問、市場調査

朝9時、目や耳が不自由な子供たちの学校に集合。
売上を全額この学校に寄付するんだけど、お金をそのまま渡すのではなく、日用品だったり遊び道具だったりを買って渡す。そのためにどんな子がいて、何が必要かをヒアリングしに行った。

・ここでは子供たちは点字や手話を学んでいる。
・ほとんどの子供たちが塾のような別の学校にも通っている。
・シェムリアップの外に住んでいる子供たちはこの学校に住んでいる
・昔フランスの管轄だったときは障がいを持つ子供たちを探す人たちがいて、多くの子どもたちがここに通えていたが、今はカンボジア政府の管轄になり、資金が十分でないため探せていない。

日本は義務教育があって、学校に行くのが当たり前。
障がいを持っていても基本それは変わらない。子どもにあった教育を受けさせようと親がリサーチする。
でもカンボジアは義務教育なんて無くて。街から離れた観光地では小さい子供も船を漕いだり、物を売ったりしてお金を稼いでいる。障がいを持っていたら余計に、わざわざ教育を受けさせるという考えに至らないだろうなと思った。
障がいの有無に関わらず、少しでも多くの子どもたちが教育を受けて、貧困から抜け出す一歩になるのが理想だけど、人員もお金も足りないという現実。
どうすれば解決できるかなんて分からないけど、こうして考えることにも意味があると思いたい。


あと、後から思ったのが、この学校は段差があって、階段があって、遊具もあって、見た感じ普通の学校。なんとなく盲学校は何か特別な造りになってたりするのかなと思ってたから驚いた。
でもよく考えたらわざと普通なのかなって。
日本だと街中に点字ブロックがあったり、音が出る信号があったり、みんなが生きやすい社会へっていう意識があるけど、カンボジアの街にはそれがない。
学校を卒業したあと、障害を持たない人を基準につくられた街で生きるには、学校も普通の造りである必要があるんだろうな。

午後は市場調査とそのプレゼン。
カンボジアではどんな食べ物が人気で、いくらくらいで売られていて、どんな売り方かをチームに分かれて見て回って、プレゼンした。

市場調査の感じ、
まず街にはロールアイスのお店が多い!本当に多い!
あとほとんどの店が店頭に写真付きのメニューを置いていて、プラス店頭で話しかけてくる店が多い。日本語で話しかけてくる店もあった。
観光地だからかドル表記ばかりで値段も比較的高め。
なんとなくお店の清潔感と値段が比例している印象を受けた。
屋台では値段が書いてないところも結構あって、現地の人か観光客かで値段を変えてるんじゃないかって、、これは推測でしかないけどね

私のチームのプレゼンは、ハンバーガーやアイスなどの商品ごとに、売ってる場所と値段の関係や相場を表にして発表したんだけど、他のチームはまた視点が違って。同じ説明を聞いてプレゼン作ってるのに3チームきれいにバラバラ笑
1つはそれぞれの店の人気商品を中心に、もう1つは看板などのプロモーションを中心にプレゼンしていた。

やっぱこっちの方がおもしろい。条件カチカチのプレゼン大会では話が違ってきたりするんだろうけど、比較的大雑把で、情報を集めてこよう!みたいな場ではむしろこっちがいい。自然と役割分担してるみたいになって、それぞれの調査結果が別々の場面で活きてくる。効率いいし、こういうの好き。

これは反省点なんだけど、1チームだけが自分たちが出店するグリーンマーケットの市場調査もしていた。
いろんな場所のお店を調べて、相場を知ることも大事だけど、自分たちが売る場所の周りのお店のことをまず知っておかないと、相場で売っても隣の店と比べて高すぎる、安すぎるとなったときにお客さんは選んでくれない。
なんであの時グリーンマーケットに行かなかったんだろう、今思うと不思議すぎる。

今日は夜にもう1つ活動があった。
19歳のときに日本からカンボジアに移住して起業した、木下レイナさんのお話を聞きに行った。
この時の話書くと長くなるから省略するけどまじでマインドがすごい。強すぎる。かっこいい。

この余韻をそのままにみんなで$1ハンバーガー食べに行って、成人組はビール飲んで🍻幸せ。
今日もなかなか濃い1日だった。

明日は朝からアンコール大学へ。
まだまだ活動はこれから!!✨

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