自然派妊活なお話

昨年秋から妊活を始め、本日生理で6周期目に突入\(^^)/

基礎体温をつけ、排卵日を予想し、そこから14日以上の高温期持続+出血なしで妊娠を期待しフライング検査を重ねるも陰性。そして生理予定から1週間をすぎて生理開始。

排卵がずれることは有るだろうけど、排卵から生理までがずれるのは分からない。
基礎体温が高温期のままなのも不思議。
妊娠を希望してると、1日1日の数値や体感に過敏になる。

そんなこんなで行ってきました婦人科クリニック。
(前回出産したところは、ちょっともうかかりたくない。良いところだしみんな親切なんだけど、夫にお股見物されながらの胎児娩出がトラウマ。それを促した助産師さんも、親切だし感謝もしてるけど許せない)←まーじでしつこい。

近所にある婦人科専門クリニックの話

ブログとかでも「頑張らない治療」がモットー、不妊相談も受けているけどここも「頑張らない」がモットー。
人工授精も高度な生殖医療も扱ってないところ。
すごく温和な先生。しかし以前不妊相談でそこに通ってた知り合いは「気楽すぎてじれったい。色々薬とか使ってみたいのに『できる時にはできますよ』しか言わないから通院する意味がわからない。」とのこと。

とりあえず診察!

てか問診票、ライト〜〜〜〜!!
最終月経日書いて、何をしにきたの?的な項目しかないぞ!
今まで受診した色んな病院は、もっとこう
「初めての生理はいつですか!タバコ吸ってますか!お酒飲みますか!今までかかった病気ってあるー?いつどんな治療??今どんな薬飲んでる!?あれは?これは!?ねえねえ!あ、アレルギーあったりするー??詳しく聞かせて!」って大谷さんの囲み取材レベルなのに、めっちゃライト〜〜〜。

こいつぁ良いぞ。(何がだ)

んで診察室。
こっちが1人で囲んでやろうかくらいの意気込みで臨む。
「生理が最近こんな感じで、あ、○日から3日間くらい出血があって、基礎体温がこうで、、、なんか変だな何かあるのかなーって気になりましてね!」ってなことを丁寧に伝える。

んで、最後に受けた子宮がん検診が2021年の春先って話をしたら「じゃあついでにがん検診も取りましょうか」ということになり内診。

内診受けながら「妊娠希望なんで、色々些細なことも気になっちゃいまして」と伝えると、内診後に色々話してくれた。
これななかなか興味深い。

院長の考える妊活とは


・自然界の動物で周期的に繁殖期が来るのは人間と、霊長類くらい。あと犬猫のペットたちも安全な環境にいるからそうかな。ネズミなんて放っといたら永遠に排卵しない。じゃあ実験動物のネズミにどうやって排卵させるかと言うと、膣を綿棒で刺激するんです。人間にもそう言う力が備わってるんです。
→セックスそのものに排卵を促す効果があるんですか?
→そういうことなんですよ。いついつに排卵するはずだからやろうって狙い撃ちしても、外れ続けるのはある意味自然なこと。排卵を予測して致しても仕方ないんですよね。逆なんです。

・狙った通りに子どもができて育てられたら、世の中みんな幸せですよ。そうじゃないから悩むんですよね。

・気楽に楽しくセックスしてるのが一番なんです。基礎体温も測らない方が良いよ。気になっちゃうでしょ?
→気にはなるけど、体の変化が体温でわかるのって面白いなと思ってます。
→興味があるなら測っても良いですよ!中には「毎日測ることが負担に感じる」って人もいるから、そういう人は測るのやめちゃうのを勧めてます。
(私の密かな楽しみは継続。でも生理近づくと体温グラフ見てソワソワするから、辞めちゃうのが良いんだろうな本当は。)

・自然なセックスも、人工授精も、体外や顕微授精でも、着床率って実は変わらないって統計があるんですよ。ただ自力では受精に行く段階に身体を持っていくのが難しい人がいる。そういう人には、最初から体外や顕微授精を勧めてるけど、すでに1人出産してるからそこまで考えなくても良いんじゃないかな。流産とはいえ妊娠は2回したわけだし、これは妊娠希望なら誇って良いことですよ。自信持って良いです。
どうしてもそうしたいなら止めはしないですけど、時間的にも金銭的にも負担は大きいですからねぇ。そのお金で小旅行に行って楽しく過ごして旦那さんと仲良く過ごせる方が僕としてはオススメかな。

・2人目を授かりにくい人って多いんです。やっぱ子ども育てながらだとセックスしてても気もそぞろでしょう。本当にそんな些細なことで影響されてしまうんですよね。

・こういっちゃなんだけど、なんも考えてない人ほど妊娠に向いてるんですよね。賢い人ほど色々考えるから難しくなっちゃう。
(これが基礎体温云々のことに繋がるのかと思いながら聞く。)

・あと卵子は48時間しか受精しないって話はご存知だと思うんですけど、精子ってどれくらいか知ってます?
→えっと、72時間とかって見たような気がします。
→いやいや、そんなもんじゃないよ。10日くらい生きちゃってるやつもいるんだよ。
→えー、そんなに待機できるんですか。
→そうそう、だから排卵日を狙ってとかしなくて良いよ。したい時にやってりゃいつでも待機してる状態になるわけだから。
(教科書で見たような女性生殖器の外観を想像して、さらに卵管膨大部に10日待機するオタマジャクシ…を想像して、ささやかな生理的嫌悪感を感じてしまった😇)

あと何だっけな。とにかく色々話してもらえて面白かったな。

と、いうわけで初診料・エコー検査・がん検診・採血で8,000円ちょいをお支払いして帰宅。

がん検診保険適応してくんねーかな。早期発見できたら治療にかかるお金も少なく済んで、結果として医療費の削減につながるんでねーの?てか私ここの市に住んで4年なのにがん検診の補助の話ないの何故。
とにもかくにも何事も無かった時にするお支払いって、つい高く感じちゃうねぇ。

一度も妊娠に至らず、何としてでも次に進みたいという人なら「この先生何もしてくれない」と感じるのも当然だなと思うような感じでした。

私はこういう話好きだから楽しかったな。
がん検診に加え、ホルモン数値の採血も受けて終了。
ホルモンの数値が異常がないようなら、自然妊娠を望みやすい身体なんだと自信(と誇り)を持っていこう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?