失敗談から学ぶ、マジシャンがレストランやバーへの出演を新規開拓で売り込む方法(前編)
このマガジンを始めた理由はこちら(初回記事) ↓
前回の記事
前回は『プロマジシャンとして独立する時に求められる5つのスキルとは?(マジシャンに限らず)』というテーマで書きました ↓
↓以下本文↓
さて、今回は若手マジシャンが最初にぶち当たる壁、新しい仕事を自分で作るための活動のうちの1つ。
「マジックを披露できるレストランやバーの新規開拓」に関して10数年前の自分の体験談とともに書いてみます。
スタート地点では経歴も信用もない
フリーランスのマジシャンとして独立すると、最初は基本的に仕事がありません。
友人知人経由でちょっとした宴会で披露するような機会が少しあったり、親戚の知人が経営する会社のパーティでマジックを依頼されたり。その程度で、あとは白紙。そんなところからスタートします。
さて、自分で仕事を増やすための活動には色々あるのですが、デビューして間もない頃は経歴の蓄積がないため、まだ信用がありません。
信用に値する経歴が無い時には、一流企業から高額の出演料でオファーが来ることはほとんどありませんし、いわゆる「営業」仕事はほとんどないのが一般的です。
マジシャンの仕事の種類に関しては こちら の記事をご参照ください ↓
マジックバー or 新規開拓
僕自身も最初はなかなか仕事が無かったので
と頭を悩ませました。
色々と調べているうちに都内にはマジックバーが何軒かあり、そこには複数のマジシャンが雇われていることを知りました。そして考えました。
そこで、
と思い立ち、さっそくインターネットで検索して、
そんな妄想をしつつ、銀座の雰囲気の良いレストランや六本木や恵比寿の静かでおしゃれなバーの何軒かに電話してアポを取り、突撃しました。
しかし
、
、
、
結果は全敗。
大いなる勘違い!恥ずかしい体験談
実績のない若手マジシャン、しかも別にオシャレでもなく、お金も無さそう、センスも微妙、、、大人の世界の知的な会話もできず、どう考えてもそのお店にいること自体が、、、浮いている。
相手にされるはずがありません。
一応ひと通り技を披露してから
と切り出したものの、
と丁寧な口調で言われる始末。
その時に初めて
と気づいたのでした。
若さゆえ、、、
という妄想に取り憑かれていたのですが、雰囲気も味も素晴らしく人気のあるお店はそもそも
などとは1ミリも思っていないという当たり前の事実にぶつかり、目が覚めたのでした。
まさに撃沈。完全なるおバカさんでした(´・ω・`)
そうして最初の閃きは脆くも崩れ去ったのでした。
思い出しているだけで赤面してしまいます(>。<)
当時お忙しい中時間を割いて対応してくださったみなさま、本当にありがとうございました。話を聞いてくださったというだけで、もう神対応です。あそこで門前払いをされていたら何も学べなかったのですから、本当に感謝です。
行動して失敗したから気づくこと
後になってこうして振り返ってみると、思いついてすぐに行動し、すぐに失敗して色々な気づきを得たこと自体が成長への一歩だったのだなと思います。やらなければ、ガツンと目を覚まされて反省する機会も無かったわけです。
文字通り「身にしみて」学んだのでした。
さて、次回は作戦を練り直して新たなアプローチに出たエピソードと成功事例をご紹介します。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました!
いつか、どこかで皆様にも魔法を楽しんでいただける日を楽しみにしています✋✨
KOJI
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
本日も素敵な1日をお過ごしください✋✨
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