プロマジシャンになりたい方、フリーランスで働きたい方へ

このマガジンでは、タイトルの通りプロマジシャンになりたい方、プロまでは行かなくてもセミプロくらいのスタンスでマジックと付き合って生きていきたい方に向けた記事を書いていこうと思います。

人様に偉そうなことを語れるような人間ではありませんので、自分の経験談、失敗談を通して何かを伝えていけたらと思っています。

まずはじめに、少しだけ自己紹介をさせていただきます。

ぼくは現在、「魔法つかい／魔法科学者」という怪しい肩書きで活動しています。noteには本アカウントがあり、そこに以前同様の記事を書いたことがあるのですが、魔法を見せる仕事をしている人間がその裏側を大っぴらに語る姿を見たくないという方も多いと思い、マジックに関する具体的な投稿をするための別アカウントをつくりました。本当にマジックに興味がある方だけに読んでいただけるようになりますので、今後はこちらで気軽に記事を書いていこうと思います。

さて、自己紹介に戻ります。

上智大学を卒業後、ITベンチャー企業に就職、1年後に退職、独立。
その後フリーランスのマジシャンとして活動を開始。
以後２０年ほど「魔法つかい」としてパフォーマンスや指導、演出、公演、執筆などをして暮らしています。

漫画家の妻と結婚し、娘と３人暮らし。

最近は、魔法を通して人の心の変化を研究する『魔法科学者』なる新たな肩書きも加え、いろいろと楽しくやっています。

そんなぼくがこのマガジンを始めた理由は、自分のことを書きたいからではなく、最近たくさんの若いひとたちからリアルやオンラインで質問や相談をされることが多くなったためです。

ぼくは決して有名人ではなく、時々ちょろっとメディアに出る程度の魔法つかいですが、大企業や名のあるブランドから魔法のオーダーを受けて披露したり、年に一度単独公演を開催したり、運良く出版をさせていただいたり、各界で活躍する方々が集まるクローズドな魔法の会を開いて交流する姿を見て、若い子たちから相談をされることが多いのです。

「マジシャンになりたいので弟子入りさせてください！」

「技術は上手くなったのに、人前に立つとうまくいきません！」

「マジシャンって、弟子入りしなくてもなれるんですか？」

「テレビに出なくても仕事ってあるんですか？」

「フリーランスでやっていくにはどうしたら良いですか？」

「誰にも媚びずに自分らしく生きたいけど、うまくいきません。どうしても目先のお金のために人のご機嫌を伺ってしまいます」

「独立するとき、どうやって周囲を説得したんですか？」

「人脈が大切だということはわかるんですが、人脈の広げ方がわかりません」

「技術には自信があるんですが、なぜか世間に相手にしてもらえません」

「独立して楽しいことをやってるはずなのに、いつも何かに怯えて生きていて、会社員の時の方が心にゆとりがありました。。。」

　

もちろん弟子をとるような懐は持ち合わせていませんし、個別に返信していると、同じようなやり取りを多くの方と繰り返すことになってしまい自分の仕事に影響が。。。でも若い方々の質問にはできるだけ返信したい。。。

そんなわけで、まだまだ自分自身が山の頂上を目指して登り続けている最中なので偉そうなことは言えないのですが、これから山登りをスタートをする方々にとって少しでも山道の見通しが良くなる程度のアドバイスができたら。そう思い、このマガジンを始めることにしました。（自分の考えを整理するため、ということもあります。）

ぼく自身、マジシャンの生き方としてはメインストリームからかなり外れたフィールドで、しかも主流ではないアプローチをとっていることも多いので色々賛否両論あると思いますが、ひとつの考え方の例だと思っていただければ幸いです。

もしだれかのお役に立つことがあれば、これほど嬉しいことはありません✋✨

マガジンを

１：マジシャンとして生きていくための考え方
２：マジシャン以前に、フリーランスの人間としての考え方
３：マジックのテクニックに関すること
４：マジシャンとしての方向性に関すること

の４つにわけて少しずつ書いていく予定です。

では、次回から具体的な話に入っていきたいと思います！

次回は『そもそもマジシャンになるにはどうしたら良いの？マジシャンデビューの方法』 ↓ 

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コミュニケーションにおける間合いと、相手や自分自身を見極める目を獲得するためのノートをPDF書籍で販売しております。

マジックに関する内容はいっさいありませんが、小手先のテクニックではなく人間関係を本質的に深めたい方へ。

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