万花がもたらす招福吉凶
花にはいろいろの形と色があるものです。
花の中には吉運をもたらし、幸せを呼ぶといわれる花もあれば
返って不吉で不幸を招く花というものがある。
江戸時代の武家では椿の花は、花がごそっとそのまま落ちる様を首斬りと連想されるところから忌み「凶の兆し」とされて嫌われます。
また、家の南の庭に枇杷の木を植えることも凶変が起こるともいわれ、
どくだみの花が、家の東の方位に咲くと病人がその家から出るとされています。
竹に咲く花はその年の作物がとれなくなるというジンクスがあることから
気象を占うこともあったようです。
迷信であるのでその根拠はわかりませんが
吉運がもたらされる花や方法はどのようなものがあるのでしょうか。
花は不思議な気を発し、肉眼では見えない世界にネットワークを貼ります。
その生気をどこまでもとどろかせることができるといわれる生き物であります。
部屋に花一輪だけ置いても様々な効果効能があるとされ、
その秘技を活用することによって人は吉運を招来することができるのであります。
つまり「花を飾るると、生気に満ちた場所となり、低迷していた運気を動かし、邪気を祓うという効果が期待できる」と考えられます。
季節に咲く旬の花というのは波動が高いものですので、
気の世界観から申し上げますと、
季節ごとに旬な花を飾り、自分のご機嫌をとってください。
運気が上がり邪気を祓うとされる一般的な花を七つご紹介します。
胡蝶蘭(コチョウラン)
シンビジウム 蘭系
バラ
チューリップ
ガーベラ
カサブランカ
ゆり
どの花も強そうな印象の花たちでありますね(笑)
さて、ではここでは日本に伝わる古来の術系統の伝書に載っていた吉運をもたらす花による咒(まじない)について特別にご紹介します。
というかわたしが直伝で学んだ機会がありましたので、
忘れないためにも下記にて残しておきたいと思います。
★幸運と財運を上げる
① 家の玄関には黄色い花三輪。白い花三輪、赤い花二輪を活けると家が栄える。
>玄関に花を飾るのは風水的にもいいとされ、「邪気を払い、よい気が家に巡る最高の場所」といわれています。空気感が明るくなることもあり、そして生命力に溢れて気もフレッシュです。
②黄色い花を五輪、白い花を三輪活けると財運がつきます。
>黄色は金や財と結びつく色味でありますし、五と三で合計八という数霊にも何か深い意味がありそうですね。
★恋愛を引き寄せたい時
① 春は白梅、沈丁花の花を自分の部屋の東南の方位に向けて活けて飾ると、
自分と息の合うパートナーと巡り会えることができる。
② 夏は姫百合かくちなしの花を南の方位に活けて置くと自分に吉運をもたら
せる人が目の前に現れる。
③ 秋は黄色い菊か金木犀を部屋の北の方位に飾ると、自分の一生を楽しく幸せに
してくれる人が現れる。
④ 冬は水仙の白い花を北に向けて活けると自分が幸せになる恋ができる。