『回想』

こんにちは、月曜日です。

昨日まで、母校の音楽部の合宿にお節介OG(通称：老害)として参加しておりました。
コロナの影響で高校三年生の時は合宿が無かったので、どこか消化不良を起こしていた私にとって、今回の合宿のお誘いはあまりにも嬉しく、またあまりにも苦しく、正直複雑な気持ちでした。

当時は全国大会出場が決まっていた矢先のウイルス蔓延。中止という文字に何度も腹を立ててはその怒りの矛先の意味に葛藤しました。
「仕方ない」と諦められることが「美しい」と強いられたような気がして、自分の楽器を見れない時期があったほどでした。
サークル活動を通じてだんだん薄れてきましたが、今でもまだ、あの時に活動を続けていられたら、と夢を見てしまう自分がいます。その中で合宿に参加を決めた当初は正直に嫉妬してしまわないか、とても怖かったです。

しかし、現役生の眩しいこと。この眩しさに嫉妬をする余裕なんてありませんでした。綺麗事にしたいわけではありません。お前の居場所はもうここではないんだと、でも確かにお前はここで成長したんだと、合宿の中で何度も何度も痛いほど実感しました。

当時はそれはまぁ本当にいろいろありましたから、自分たちのことで精一杯でしたが、改めて先生とコーチの愛情の深さにも驚くばかりで、恵まれた環境にいれたことに感謝をすると同時に、自分もなにか残せたらと必死になった4日間は、あまりにも幸せな時間でした。

それぞれの舞台で輝ける時間を理解しながら、悔しがれる自分を愛おしいと思えることが出来れば、全部正解なのかもしれないですね。

まだ気持ちが昂っています。
では、また。

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