今日も晴れ晴れ
兵庫県の某高校生の話でもなく、昭和中期の一般三世代家庭の話でもありません。ネタにされる作品はもう少し後で。
熱狂的ファンには聞かせられませんが、D&D、しぶといねぇ。
手を変え、データを増やし、五版が作られたTRPの始祖的作品です。
思い起こせば昭和の終わり頃、赤く平べったい箱を開き、エルフやクレリック・ドワーフなど、当時正体のわからないクラスをキャラクターとし、ダメージが四面体や六面体で儚くHPが尽きてしまう、昭和の終わり頃のTRPGはそんな感じでした。
そこから日本でも、あ~んなシステムやこ~んなシステムが発表されましたが、平成が終わろうかと言うときに発表されたのがダンジョン&ドラゴンズ5th。どれほどの物かファンやマニアに尋ねたら、ウンザリするような時間と情報量を持ってアナタを殲滅してくれます。
でもって、このTRPGの始祖様は、戦闘以外にも色々とプレイヤーキャラクターを消耗させるルールを設定しておりました。
その一つが、野営
まぁ、野宿です、野宿。
ファ○コンetcのRPGでは、1泊すればHP・MP全回復なんです。
ですがD&Dの野営では、
水・食料がない・・・ダメージ
火が熾せない・・・危険度上昇
パーティー内では野営の時に見張りを立てるのが常識ですが、見張りがツカンポだと、パーティーが野生動物のゴハンになることも・・・。
見ての通り、リソース管理が面倒なので、最近のシステムでは行うことが少ないのですが、D&Dでは遠出するときについて回る問題でした。
で、今は令和。この令和になった今日、今更あることを思ってしまったのです。
TRPGをされている方々、特にD&Dのユーザーという方々、実際に野営をされたことはあるでしょうか?
TRPGですから、野営すれば食料1水1を消費、睡眠状況によりHP・MPが回復するという数字のやりくりで済むのですが、ロールプレイをするとなれば、テントを張る場所から火のおこし方薪の置き方etc、やりたくなるのです。
だから尋ねたい、野営の絡むTRPGをされている方々、リアル野営をしたことがありますか?
多分例外的極少数しか経験したことがない、というわけではなく、そこそこの割合で経験があるかもしれませんが、経験者側の割合に含まれない方々、実体を知らずに野営を語るにはいかな物かと思います。
何?敷居が高い?
では、現在の野営とは?
最近では、女子高生が極ユルいキャンプをただ楽しむという、そんなコミックがあり、なんとアニメ化までされています。
ポイントは、女子高生がバイトで道具を買い、遠征資金を賄っていると言うことです。
高校生のアルバイトで何とか道具がそろうようです。(ドはまりすれば、それこそ道具費用は青空天井ですが)
遠征にしても、キャンプ場までは徒歩だったり電車だったり、経験と根性があれば、スクーターで出かけたりと。
TRPGと知識の関係は、基本無料のソシャゲーと似ていて、知識(課金)が無くてもある程度楽しめますが、知識はあればあるだけ楽しめる、かもしれない、と思うのです。
そして実体験から来る知識は、最も身についた知識だと思うのです。
と言うことで、目の前にD&Dの為に野営(ゆるキャン)を極めてきたという御仁が居れば、大爆笑の上大絶賛させていただきます。はい、タブン。