【銀英伝に学ぶ】AOE4では、ミラクルヤンではなくキャゼルヌ先輩を目指せ 敗因分析編【part2】
前回は銀河英雄伝説の軍事の天才ヤン・ウェンリーを紹介しながら戦略と戦術についてpart1を書きました。
今回はキャゼルヌ先輩に登場いただきます(最後になりますが)
説明がくどくなるので簡潔にいうと、補給や事務処理能力に長けた後方勤務の天才です。
まずは前回に引き続きヤン・ウェンリーの言葉より
「正しい判断は、正しい情報と正しい分析の上に初めて成立する」
ということで敗因分析についてです。
敗因分析が見当違いすぎるシリーズ!
・戦い続けていれば、いつかは負ける「状況」が敗因なのに、最後の軍あてが悪かったという敗因分析が多すぎる
例)騎兵が槍に刺さってなかったら勝ってたなー、投石が仕事してなかったから負けたなー
前回の戦略・戦術の話でいうと、いつかは負ける状況=すでに戦略上で負けていることが原因なのに、戦術での敗北を原因と判断していることは多い。
仮にその局所的な戦術で勝っていたとしても優位にまではたどり着けない状況だったりする。
・1TCvs2TCという情報だけで不利と判断することが多すぎる
当然ながら、何もアクションを起こさずにお互いに内政しあえば圧倒的不利でしょう。
しかし、1TCのあなた「に」戦略の選択肢があります。
・軍を最大化し時代2で大きなダメージを与えるorゲームを決める
・軍を出しマプコンを取り採取効率の良い天然の資源を取り、一時的な獲得資源で差を付けること
・少量の軍によりマプコンを維持し、時代を先行しユニットの質で戦うこと
・軍を出し相手の視界を奪い(斥候を倒し)相手の2TCよりも強い内政を作ること(2TC+聖遺物、3TC、2TC+交易、1TC+交易)
こちらが何をしているか分からない状態はめちゃくちゃ有利になります。
相手視点だと軍を出さずに2TC+即3はリスクが高すぎますし、時代2で軍を出しすぎても時代3のユニットと戦えなくなるリスクが存在します。
2TCが強いマッチアップは当然ありますが、敗因は2TCに対して1TCで戦っただけではない事が多いです。
そして1TC側が持っている選択肢は思っている以上に多いのではないでしょうか?
・農民の数で内政の優劣を判断することが多すぎる
農民は資源採取のために増やすのであるから採取した資源量で見てほしい。
ゲームでは負けたし、2TC側が農民は多かったけど、1TC側が資源量多かったなんてことは珍しくないです。
敗因は資源の使い道や時代進化のタイミングでは?という視点も欲しいです。
上のグラフはAOE4WORLDですが
ゲーム内では、リザルト画面のデータ→資源で見る癖をつけるべきです。
(ただし勝敗が決まった後に変な粘り方をして長引くと、著しい採取量の差が数値にも反映されてしまうため、その理解が無いと評価を誤りそう)
ゲーム内の資源のグラフは、採取した総量ではなく「使っていない資源量」を表しているため注意が必要です。
・うまく言葉にできないけど、違う違う!そうじゃ、そうじゃない!
例)相手は10分まで軍いないから、2Rしてれば勝ってたなぁという敗因分析
こちらが軍を出してないから、相手も軍出してないのですよ
2Rしてたら、相手も対応をするのでは???
・戦術に力入れすぎが多すぎる
局所的な戦術(ハラス)に注力しすぎて戦略が崩れている事が多いです。
農民20人が4分くらい放置されてるとか普通にあります。
2TCで5分間で農民5人しか生産してないとかあります。
優先順位は戦略です。
ゲームを決めるような戦術の場面はもちろん大切です。
集中してヤンウェンリーを目指しても良いでしょう。
しかし優先順位は補給・暇農民の管理も依然として高いです。
前線だけ操作しているのと、前線だけ見ながら補給が出来ているでは雲泥の差です。勝てるわけがありません。
それなのに軍の当たり方がーって言ってるのはナンセンスです。
天才ミラクルヤンになる必要はありません。
まずはキャゼルヌ先輩として補給を頑張りましょう
Part1,2ともに1v1での話ですが、チーム戦の例を1つ上げるなら
敵味方全員が時代3・4なのに、軍の数を出すことに全力を注いだ結果
時代2で生産予約を入れまくってて永遠に時代進化出来なかった。
こういうのはまさに戦略レベルでのミス
戦略・戦術って言葉使いすぎて結果的に分かりにくくなっちゃった感はありますが、優劣はユニットが戦う前に決まっていることも多い。
したがって敗因分析も戦略の方に注目したほうが良いです。
余談、パンパカパーン!先月征服者3を達成出来ました。
配信も細々と再開しました!
リプレイを一緒に見る、配信中になぜそういう行動取ったかなど、私が力になれそうなことであれば喜んでお答え致します。
https://www.twitch.tv/white_choco55