雲をつかむように
ふわふわとしてまるであたたかい繭やお湯に包まれているような時間を過ごしてきました。
ずっとずっと憧れていた方にお会いできるチャンスが巡ってきて、外の気温以上にわたしの温度も上がっていたみたいでした。
もしかしてお会いできなかったかもと会場についてから駒形さんが体調を崩されていることを知り、安堵と不安が押し寄せました。多分、この春に旅立った父のことを思い出したからでしょう。
この日は早めに弦巻に到着していたこともあり、公園で腹ごしらえをしたりしました。
いままでの作品紹介とあわせてNY時代の下積み時代のお話から娘さんや息子さんから作品のヒントをもらっている話まで、あっというまに時間が過ぎていきました。
こういう時に時間はあっという間に過ぎてしまい、魔法にかかったよう。
帰り道、急ぎ足で夕方の世田谷区のそれぞれの公園は憩いの場として存在していて、ほっこりとした気持ちになりました。
東京に住みたいなぁとまでは感じたことはないのだけれど、住む機会があるならこんな町がいいなぁ。
雲がつかめたかはわからないけれど、あまいあまいわたあめを食べた時のようなしあわせな時間をいただきました。
ありがとうございます。
またお会いできるのを愉しみにしております。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?