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恋に似たなにか

皆さん、うどんは好きですか?

わたしはわりと好きです。
そう、《わりと好きです》くらいでした。
むしろどちらかというと、パスタの方が好きなくらいでした。

でも、今はちょっと待ってプレイバックではとまれない、ロマンティックうどんへ止まらないのです。

おうどんのコシの強さは今のところ稲庭うどんが1番の好みなのです。
そう、やわらかいのはあまり好まない。
汁もしょっぱいのが好きだと思い込んでいた、今までは。

だって、温かいのよりも冷たいおうどんをつけて食べるのがシンプルにおいしいと思い込んでいたの、そう今までは。


これは中継地点である東京にて食した今夜の晩ごはん。

あれ??

突然の違和感に吃驚。

コシの強さはとてもいい。
とてもいいのだけれど、あれれ??

あんまりおいしく感じない。
おいしいけれど、もっと食べたいにならない。

そう、わたしはお店を決める前もポロリと甘いおうどん食べたいと言っていたのに出てきたのはそうでなかったのですごくすごくショックをうけたのです。

タレというかつゆは昨日出会ってしまった博多のぶっかけうどんのあの甘い感じが好きなのだと自覚してしまったのよ、たった2回食べただけなのに。

……。

なんということでしょう。

一番近い西に行く日は年末で、福岡じゃなくて京都、大阪。

博多ではないのです。

京都で以前食べたのは温かい梅うどんだし、大阪に至ってはどん兵衛しか食べていない。
むしろスイーツを食べに行っている気がしなくもない。

うぅぅ、ついに長野くんのようにわたしも食べたいものを食べるために旅に出る時期が近づいてきたのでしょうか。

やはりファンは似ていくものだ。

そう、信じてるって風が旅立ちを告げ……とあやうく納得しそうになりましたが、いや、そんな訳はないのです。めちゃくちゃなフォームをそこは大きく振りかぶるわけにはいかないのです。
それは音楽とか本とか舞台やアート関係のみで終わっておいたほうが身のためよ!ともう一人の私が必死に身体を揺さぶっているのが見えてきます。これは走馬灯でしょうか。

いや、人が多すぎるからと外に出て身体が冷えてきてちょっとおかしくなっただけです、ええきっと。

でも、ここ数日のあたたかすぎた陽気と体調不良でついに頭の中の自分たちが『イカすっちゃ!』と仙台弁で言いながらイカれたティーパーティではなくうどん会をはじめてうどん粉ならぬうどん娘になりそうなのです。

わたくしはそれを阻止すべく、まずは通販にて入手するか、もしくは年末の関西での食事をうどんばかりにして甘いうどんを探すべきか、二本松につくまでじっくり計画を練るべきなのです!!
長野くんのように博多にばびゅんするヒマはないはずです!

まだ、まだわたくしはほうとう息子ならぬほうとう娘になるわけにはいかないのです。
そう、ほうとうはなんだかわからないのでうどん娘になるわけにはいかないのです。

こうなってくると、うどんうどん言っている某WEST.の桐山照史のことを他人事のように思えなくなってきました。
TELSAの番号をはよ思い出してリア突うどん回(きりりゅせ)を見直さねばなりません。

え、まだ観られるかしら。
もう、アーカイブ終わったかしら??

そう、だってこれが初めての恋かもしれないんだもの。

うどんへの。


うどんへの恋はまだ実るか先はみえませんが、ひとまず恋にてを聞いて、ラーメンズを観て落ち着こうと思います。
今のうどんへの想いの詰まったプレイリストでも作ろうかしら。


大好きなサッポロ一番みそラーメンについて語るよりもうどんについて語る日が来るなんて思わなかった冬がやってきたわ。

※ほうとうむすことうどんこ
ラーメンズ不思議の国のニポンに出てくるネタの一つ。







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